映像が浮かぶような話し方

「 映像が浮かぶような話し方」という記事が気になりました。

以下、ネットニュースより抜粋。

【フリーアナウンサー近藤淳子のまもなく本番です】

映像が浮かぶような話し方をしている方にお会いできると、とても得した気分になります。会話が盛り上がって楽しく、聴いている私の方も五感が研ぎ澄まされて、話し方の良い刺激になるからです。とはいえ「映像が浮かぶような」話し方というのは、簡単には真似できません。そこで、例えばこういう鍛え方はいかがでしょうか?

まずは、聴いてくれている人への「メッセージ」が明確にあるということが大事だと思います。「メッセージ」=「伝えたいこと」がないと、ただの単語の羅列になってしまい、だらだらと時間が過ぎて、話しが長い人という印象だけを与えてしまいます。何を伝えたいのかはっきり決めたうえで、体験談(エピソード)や理論(裏付け)を両方いれると、一層理想的です。

そして、何よりも、話しを聴くときにこそ、あえて映像を浮かべて聴くように意識をしていると、聴く力が鍛えられます。「傾聴力(けいちょうりょく)」という言葉をご存じでしょうか? 耳だけではなく、心を相手に傾けて話しを聴く力のことです。この傾聴力のレベルがあがると、話しをするときにとても役立ちます。

例えば、「昨日、綺麗なお花が飾られていたよ」という会話の「花」という言葉ひとつとってみても、どんな色、形、香りなのか、花言葉は何なのか、どんな花器が合うか、その花のまわりはどんな環境なのか、豪華なのか質素なのかなど、一気に心の中で想像してみるのです。何気ない普段の会話から傾聴力を鍛えておくと、いざというときに、どういえば相手に伝わるのか考えるきっかけになります。どんな相手にでも普段から意識をしていくのが意外と大変ですが、そこは敢えて意識をし続けることが大切だと思います。

普段から基本的な質問をされないように話しをする、という鍛え方もあります。例えば「今朝、美味しかったよ」とシンプルに会話がスタートしたとします。おそらく聞き手は「何が美味しかったの?」「いつ? 誰と? どこで食べたの?」など会話に必要な基本的情報を何度も質問しなければいけない羽目になってしまいます。

これでは時間がもったいないので、「今朝、息子が初めて焼いてくれたパンケーキが、ふわふわでモチモチ。びっくりするくらい美味しかったよ」という会話からスタートしましょう。そうすると、聴いている方の妄想もリアルに広がって、会話も具体的に盛り上がっていきやすくなります。しかも、あくまでさりげなく話し方のトレーニングにもなります。

アナウンサーの仕事でお会いする文化人、スポーツ選手、アーティスト、経営者など、素晴らしい役割を全うされている方々は、映像が浮かぶような話し方をされているといつも感じます。話し方を普段から鍛えていくことが、素晴らしい出会いや役割をキャッチする事にもつながるのではないでしょうか。あなたも、映像が浮かぶような話し方を、まずは普段から意識してみませんか?

相手に伝わる話し方を意識しています。色々な方法があると思うので、もっと知識を増やして実践していきたいです。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:http://rikuritrip.net/

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