兼六園で「八重寒紅梅」が見頃を迎えている。今季の開花は昨季より1カ月早く、金沢地方気象台によると、昨季に比べて暖冬傾向となっていることが影響している。7日も来園者が鮮やかなピンクの花を見ながら、雪のない園内での散策を楽しんだ。 この日の石川県内は冬型の気圧配置となり、雨や雪が降った。最高気温は金沢7・7度、輪島6・6度といずれも平年並みだった。 同気象台によると、8日の県内は気圧の谷や寒気の影響を受けるため大気の状態が不安定となり、雨か雪が降る見込み。9日は気温が下がり、平野部でも積雪が観測される可能性がある。