ストレス解消の一助に「香り」

香りはストレス解消にも良いのですね。

以下、ネットニュースより抜粋。

【健康寿命UP術】

仕事が多忙な時期や、親の介護に追われるなど過度なストレスにさらされていると、心身とも体調を崩しやすい。帰宅後のストレス発散も容易なことではないだろう。なにかよい方法ないのか。

「香りを活用するとよいと思います。嗅覚は、危険な臭いを嗅ぎ分けてすぐに逃げるなど、瞬時に思考や行動に作用します。香りによるリラックスはストレス発散につながり、集中力を高めることもできます」

こう話すのは、ストレスと病気に詳しいNPO法人日本ブレインヘルス協会の古賀良彦理事長(杏林大学名誉教授)。香りが脳や体に及ぼす影響について、長年さまざまな研究を行っている。そのひとつとして、過去に行ったコーヒーの研究がある。

いろいろな種類のコーヒー豆から6種類を選び、被験者に数十秒ずつ香りを嗅いでもらって、そのときの脳波を調べた研究だ。すると、「グァテマラ」と「ブルーマウンテン」で脳のα波が最も多く出現。一方、「ブラジルサントス」「マンデリン」「ハワイ・コナ」は、P300という脳波が他の豆よりも早く発現した。

「α波は、リラックスしたときに多く発生する脳波です。P300は、情報処理能力といった集中力を高めるときに現れます。コーヒー豆の異なる香りによって、リラックスしたり、集中力を高めることが期待できるのです」

仕事に集中するときには「ブラジルサントス」などのコーヒーを香りも味わいながら飲み、午後に疲れを感じたときには「グァテマラ」で一息。すると、気持ちがリラックスしてストレス発散の一助になるそうだ。

ただし、夕方にコーヒーを飲むと、カフェインで夜の眠りを妨げられることもある。コーヒーで心を落ち着けるのは午後3時頃までと心得よう。

「自宅では、アロマの香りが役立ちます。ラベンダーのようなフローラル系の香りはα波を出し、レモンのような柑橘系の香りはP300を発現させます。香りを使い分けることで、仕事の効率も上げることが可能です」

古賀氏が最近手掛けた研究のひとつに、アロマの香りの鼻腔拡張テープの研究がある。駅伝選手が鼻につけると、10分間で約300メートルも走る距離が延びたそうだ。香りでリラックスして走ると身体活動量も上がると考えられるという。

(安達純子)

セラピーの時に香りを活用することはありますが、コーヒーの種類により香りの影響が違うとは初めて知りました。

上手に活用していきたいです。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:http://rikuritrip.net/

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