雨降りのこの時期、傘によく防水スプレーを使います。
以下、ネットニュースより抜粋。
梅雨入りが遅れていた西日本も含めて、本格的な雨のシーズンに入りました。
雨の日の濡れ防止に役立つ防水スプレーには、衣料・繊維用や皮革用などさまざまな種類があります。それぞれ成分と処方が異なるので、用途に適したものを選び正しく使いましょう。
防水スプレー分野で半世紀以上の歴史を持つスリーエム ジャパン株式会社の兵頭眞貴さん(コンシューマー製品事業部マネージャー)に正しい使用法を聞きました。
どんな効果があるの?
「当社の製品の場合、日本で一番雨の多いエリアの降水量を参考に、1ヵ月相当の雨量を想定した傘実験で防水性能を確認しています。
防水スプレーをかけておけば、雨をはじき、濡れた衣服が肌にベッタリつく不快感はなくなりますし、防水スプレーでお手入れした傘なら、よく振ってたためば水切れがよくなるので、満員電車など混み合う場所でも、濡れた傘で他人に迷惑をかけずにすみます。」
正しい使い方は?
防水スプレーには、衣料・繊維用や皮革用などさまざまな種類があります。
それぞれ成分と処方が異なるので、用途に適したものを選びたいものです。
今回は衣類・繊維製品用にクローズアップして、正しい使い方をまとめました。
スプレー缶には使用に適した素材、使用できない素材が明記されているので、確かめて使う。
2.対象物の汚れを落とす
汚れているものにスプレーすると撥水が長持ちしない。洗濯して汚れを落としたものに吹きかけると効果的。
3.テストしてみる
念のため、目立たない部分に少量吹きかけてシミ、白化、色落ちしないかなど確かめる。服を買ったときについてくる布地のサンプルや、ズボンの裾上げで余った布地で試してみるのもよい。
4.風通しのよい屋外で使う
スプレーは屋内でなく、風通しのよい屋外で使用するのが鉄則。
5.軽い吹きかけでまんべんなく
均一にスプレーするためには、2回に分けて使用した方がよい。スプレーする量の目安は生地表面がしっとり湿るくらい。
6.乾燥させる
撥水剤が定着する前に濡れると効果が薄れる。乾燥時間は製品によって異なるので、記載されている乾燥時間を守る。
雨による不快感を減らすためにも、これからの時季に覚えておきたいですね。