「精油の基本のき」

良い香りはリラックスできます。

以下、ネットニュースより抜粋。

美しい香りを放って花粉を運ぶ益虫を誘ったり、逆に敵となる害虫を遠ざけたり、カビや酸化から身も守るなど、植物の叡智ともいえる成分がぎゅっと凝縮されている精油。ストレスフルな現代人の生活を癒してくれる精油のチカラについて、植物療法士・国産オーガニックコスメブランド商品企画の星野啓太さんがレクチャー!

そもそも精油って、何がどうすごいの?

「葉っぱや花びらに水蒸気を当てて蒸留したり、果皮を圧搾したり、溶剤を使って抽出される精油。その中には、数十から数百種類の天然の化学成分が含まれています。それらの化学成分は、単体でなら現代のテクノロジーで合成することが可能ですが、化学成分が複合して含まれる精油全体としての香りを合成で再現することは現在のところ不可能といわれています。

また、星薬科大学 特任教授でアロマセラピー学会 前理事長の塩田清二先生のお話では、植物と人間が長い歴史のなかで共生・共存してきた中で、環境になじみやすいものが残っていると考えられるそう。ゆえに、精油を用いた植物療法は人間の体にとって害になりづらいのではないか、という点も精油がもつ魅力のひとつだと思います」

“いい香り”と感じた精油は体の状況とリンクする!?

「嗅覚は五感の中で最も原始的な感覚といわれています。香りを嗅ぐと気分が落ち着いたり、あるいは高揚したり、過去の記憶が蘇ったりするのもそのためです。いい香り、苦手な香りといった、わずか1.5秒~3秒で起こるリアクションは、鼻腔の奥で生じた電気刺激が、本能を司る大脳辺縁系という場所に到達するために起こるもの。その電気刺激は脳の視床下部というところにも伝わり、体のさまざまな機能を調整する自律神経、免疫、ホルモン分泌に作用します。

もちろん香料といわれるもの全般に嗅覚を通じた電気刺激は起こりますが、精油の香りは100%天然成分によるもの。詳しい情報を伏せて香りを嗅いでいただくと、その方の悩みの改善に寄与する精油を選ばれる傾向があります。本能的にその方が求めているものを“いい香り” “必要な香り”と認識されることは多いです」

精油の化学成分は粘膜や皮膚からも体内へ

「精油は、揮発性や脂溶性を備えたエッセンス。香りを嗅ぐ、芳香浴をするだけでも粘膜から化学成分が吸収されて体内を巡ります。また、精油は濃縮されているものなので、植物オイルやクリームなどに混ぜて肌に塗ることでも体内に吸収されます。

精油の種類にもよりますが、精油をブレンドしたオイルなどでいわゆるアロマトリートメントを受けた場合、約1時間ほどで体内から精油の成分が検出されるといわれています」

(text : KUMIKO ISHIZUKA)

 

以前、ヒプノセラピーとアロマオイルを合わせて使うことがありました。

どういうものかと言いますと、

今までに一番リラックスした時をセラピーで体験し、その後数種類のアロマオイルから良いと感じる香りを2種類選ん頂き配合します。

その香りは自分が一番リラックスした時の記憶と結びついて、その香りを嗅ぐとリラックスできるというものです。

その人、ひとりひとりに合わせたオリジナルなものを作り、ティッシュペーパーや布等につけて使用していただきました。

現在はセラピーにアロマオイルを使用していませんが、皆さん自然とその香りを受け入れておりました。

香りと記憶の結び付きの不思議さ神秘さを垣間見ました。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:http://rikuritrip.net/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

最近のコメント