腰痛持ちの人の歩き方

腰の痛みが歩き方で違ってくるとは、知りませんでした。

以下、ネットニュースより抜粋。

最近の様々な研究結果から、腰痛が起きたときには安静にするよりも、普段通り動いたほうがその後の回復が早いことが分かってきている。世界の多くの国の診療ガイドラインでも同様だ。

ここから考えられるのは、痛みから腰を庇うために取る姿勢や行動は、腰痛改善を悪化させる可能性が高いということ。

腰痛持ちの人は、背筋を伸ばすと痛みが起きるという恐怖感から、だんだん前屈みになり、狭い歩幅で歩きがちだ。

しかし、関東労災病院主任理学療法士でコンディション・ラボ所長の園部俊晴氏は、この歩き方がいけないと指摘する。

「慎重に歩こうと歩幅を小さくすると、歩くスピードが落ちて、逆にバランスが悪くなります。自転車をゆっくり漕ぐとバランスを取るのが難しいのと同じです。

歩く姿勢は、頭のてっぺんを天井から糸で吊るされているようなイメージで真っ直ぐ立ち、腕を90度に曲げて大きく振るように心がける。その腕の振りで自然に出る歩幅が理想的です。腕を大きく振ると上部体幹の柔軟性が養われ、何かにつまずいたりしても転ばずに踏ん張ることができる」

どれくらいの歩幅が適切なのか、高木病院副院長で整形外科部長兼脊椎外科センター長の宮本洋介氏はこう言う。

「体格にもよりますが、横断歩道の白線をまたぐくらい(約45cm)を目安にする。足の裏で地面をしっかり蹴るように歩くと、ふくらはぎの筋肉が鍛えられて血行とリンパの流れが良くなり、腰痛予防に繋がります」

ただし、大股すぎるのも要注意。

「歩幅にばかり気を取られ、大股になりすぎると、足ではなく腰の振りが大きくなり、負担が増えてしまいます」(園部氏)

※週刊ポスト2019年10月11日号

 

歩くことは運動にもなり、自分の最大スピードの70%程度の速さで歩幅も広めに歩くと良いと聞いたことがあります。

腰痛予防にも繋がるのでしたら、是非ともやらないとです。

感謝してます。

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