「笑う門には福来たる」は医学的に正しい?

「笑い」は免疫力も高めてくれると聞いたことがあります。

以下、ネットニュースより抜粋。

「笑う門には福来たる」ということわざがありますが、この話は医学的にも正しいようです。よく笑う人はそうでない人と比べて死亡率が低いという結果が得られているからです。

山形大学医学部では、40歳以上の一般住民、約2万人を対象に、健康診断のデータを使った長期的な調査を実施しています。調査項目には「笑う機会」も含まれており、回答結果を「週に1回以上」「月に1回以上週に1回未満」「月に1回未満」の3グループに分け、笑う頻度と死亡率について分析を行ったところ、笑う頻度が月に1回未満の人は、週1回以上の人と比べて死亡率が約2倍も高いことが分かりました。

これは疾患を誘発する因子(年齢や喫煙など)を補正したものですから、純粋に死亡率が2倍あるとみてよいでしょう。あまり笑わない人は、心血管疾患の発症リスクも高いことが分かっていますから、心臓病を誘発しやすく、死亡率も高いという状況のようです。

笑いが少ない人は、男性に多く、喫煙者、糖尿病患者、運動不足の人、配偶者がいない人も笑う頻度が低いという傾向も見られました。

この結果は、単に笑っていれば病気にならないという話ではなく、一般的に語られている生活習慣と病気の関係をよく表わしているといってよいでしょう。

病気は本人がどのような生活環境にあるのかで、状況が大きく変わってきます。積極的に他人と関わる人は、特に意識しなくても外出などが多く、結果的に運動量が増加します。ストレスを解消する手段もありますから、喫煙や飲酒の頻度も低くなるでしょう。このような生活習慣の人は、当然ですが、笑いが日常的に存在しますから、それが、死亡率の低下との相関を生み出していると考えられます。

逆に言えば、上記の条件にあてはまる項目が多い人は、意図的に環境を変える努力をした方がよいという結論が得られます。例えば配偶者がいない人は、積極的に外に出て、他人と付き合うよう心がけた方が、疾患のリスクが低くなるでしょう。運動不足を自覚している人の場合には、無理にジムに通ったりしなくても、外に出て他人とコミュニケーションを深める努力をすれば、結果的に運動不足も解消され、健康が増進されるという仕組みです。

(The Capital Tribune Japan)

 

笑うことは、生活習慣やコミュニケーションにも関係が深いのですね。

笑顔が多くなる生活を心がけたいです。

感謝してます。

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