低温ほど化学反応が速くなる

化学のことはよく分かりませんが、気になる言葉が…。

以下、ネットニュースより抜粋。

 化学反応は一般的に温度が高いほど速く進むが、触媒に電圧をかけると、低温なほど速く進む場合があることを早稲田大の研究チームが発見した。これまでの常識を覆す現象で、高温が必要だった化学反応の省エネにつながる可能性があるという。論文は英王立化学会の専門誌に掲載された。物質を大量に反応させるには、できるだけ高温にすることが一般的。例えば、窒素と水素から化学肥料などに使われるアンモニアを合成して「空気からパンを作った」と絶賛されたハーバー・ボッシュ法は、約400度の高温と約250気圧の高圧が必要だ。関根泰教授(触媒化学)らはアンモニアを作る際、触媒に電圧をかけて6ミリアンペアの電流を流すと、反応が速く進むことを発見した。特に100~200度では温度が低いほど反応が速く、100度は200度の2倍だった。

朝日新聞社

 

「空気からパンを作った」とはどういうことでしょうか?

ハーバー・ボッシュ法を調べてみました。

「空気からパンを作る」と形容されるほど画期的な発明となったアンモニアの合成法「ハーバー・ボッシュ法」。1906年、フリッツ・ハーバーとカール・ボッシュによってドイツで誕生した。

この手法は水素と空気中の窒素からアンモニアを合成する。アンモニアは小麦などを育てるための化学肥料に利用された。食糧の生産量を飛躍的に高め、人口爆発による食糧不足を防いだ。一方では火薬の原料になり、戦争に使われた。

 とのこと。

 これのおかげでお腹いっぱいご飯が食べられるということでしょうか。

 ありがたいことです。

 感謝してます。

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