集中力を高める「ディープワーク」実践のコツ6つがあるそうです。
以下、ネットニュースより抜粋。
しかし残念なことに、脳は一度に1つ以上のことに取り組むようにはできていません。
マルチタスクよりも生産的な「ディープワーク」
Center for the Study of Technology and Societyの出版物に発表された論文『
The Myth of Multitasking(マルチタスクの神話)
』によると、電話やメールに仕事を中断されると、そのあと元の作業に戻るまでに平均25分かかるそうです。
マルチタスクが、作業をこなすのにベストな方法でないことは明らかです。
代わりに専門家がすすめているのは、ディープワークです。これは、作業の妨げになることを慎重に排除し、一度に1つのことに集中する方法です。
問題は、私たちの脳が、慣れ親しんでいることや予測できることを好む点です。いわゆる「現状維持バイアス(Status Quo Bias)」です。
それに、自分はほかの人よりもうまくやれると考えがちな「楽観バイアス(Optimism Bias)」もあります。そのため、マルチタスクからの切り替えは容易ではありませんが、やってみる価値はあります。
たとえみなさんがマルチタスクの達人だったとしても、ディープワークに乗り換えれば、さらに生産性が上がるでしょう。
今回は、ディープワークを実践するための6つのコツをお教えしましょう。
1. 1週間、すべての通知をオフにする
「現状維持」にこだわる脳は、通知は必要だと主張するでしょう。
ですが、必要ではありません。1週間たてば、本当に必要な通知はどれかわかるようになります。その結果に、ご自分でも驚くのではないでしょうか。
私の場合、本当に必要な通知はメールと電話だけでした。
2. 優先するものを絞り、重要な仕事と単なる時間潰しの仕事を分ける
Nir Eyal氏が、その著書『
Indistractable
』で述べているように、「distraction(目標達成を妨げる行動)」の反対は「traction(目標達成に近づく行動)」です。
けれども、やるべきことをはっきりさせないと、何が妨げになるものか判断できません。
3. 大きな目標を小さなタスクに分ける
ToDoリストに「Podcastのエピソードを作成する」と書いても、仕事が大きすぎて先延ばしにしがちです。
でも、それを細かいタスクに分けて「トピックを決める」「概要を書く」「台本を完成させる」「録音する」などとすれば、終わった作業にチェックを入れ、先へ進むのが簡単になります。
4. 集中する時間を確保する
脳は、集中する作業だけを一日中、毎日続けることはできません。
「ディープワーク」と「それ以外」を分けたら、それぞれの作業に取り組むのに最適な時間を決めて、ディープワークをする時間を確保しましょう。
5. 自分がディープワーク中であることを知らせる手段をもつ
ヘッドフォンをする、ドアを閉める、カラフルなサインを作ってパソコンに取りつけるなど、わかりやすい合図を決めて、その意味を周りの人に伝えましょう。
6. 妨げになるものを排除する(あるいは極力減らす)
集中して作業する時間帯は、携帯電話を「機内モード」や「おやすみモード」にし、目に入らないところに置きましょう。そうしないと、脳の集中が妨げられてしまうからです。
Wordを使う場合は、すべてのツールバーを非表示にする「フォーカスモード」をオンにしましょう(人生が変わるほどの優れものです)。
集中する時間が終わったら知らせてくれるツールを使うと、時計を気にしなくてすみます。私は「Time Timer」を使っています。意識的な脳活動を妨げない、優れたビジュアルのタイマーです。
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ポイントは以上です。さっそくディープワークに取り組んで生産性を高めましょう。まずはどのプロジェクトから始めますか?
Source: JSTOR, The Pennsylvania State University, TED, Amazon(1, 2)
Originally published by Inc. [原文]
Copyright © 2020 Mansueto Ventures LLC.
集中できると、思いの外作業が進むことがありますね。
感謝してます。
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