困った時に使えるとは心強いですね。
以下、ネットニュースより抜粋。
気になる人や思いを寄せる相手に対して、何を話していいかわからない…と困った経験があるのでは?
あるいは、沈黙が怖くて積極的に話せないという人もいるでしょう。今回は、心理学に根ざした会話術をお伝えします。
■好意が生まれる3要素
そもそも好意は、どのようにしたら生まれるのでしょうか。行動心理学では、次の3つの要素が必要とされています。
◎距離の近さ
例えば、毎日同じ電車で見かける人や、席が近い相手に対して、人は親しみを抱きやすいですよね。これを「単純接触効果」といって、よくよく顔を合わせる機会があると人は好意を抱きやすくなります。
◎類似性
知り合った相手が、同じ趣味を持っていたり考え方が似通っていたりすると、それだけで仲間意識のようなものを感じませんか?自分と似た要素(類似性)があると、人は好意を抱きやすくなるのです。
◎外見の良さ
整った顔や均整のとれたスタイルは、それだけで商品価値があります。つまり人は、外見の良さに無条件で惹きつけられてしまうものなんです。
外見を劇的に変えたり、会う頻度を増やしたりすることは、難しいかもしれません。でも会話の質を向上させ、その中で「類似性」を見つけるのは、そこまでハードルが高くないのです。
■ミラクル・クエスチョンの活用
会話の質を高めるために活用したいのが「ミラクル・クエスチョン」になります。
例えば、ひどい職場環境に悩んでいて、会社を辞めるか辞めないか悩んでいるとしましょう。「朝起きたら、奇跡が起きてあなたの悩みがすべて解決しました。あなたは、どんな点からそれに気づくと思いますか?」と質問されたら…。
「嫌いな上司がいなくなっている」「周囲の人が自分に好意的になっている」といった「求める変化」を答えるでしょう。
ここからさらに「では、どういう手順でその姿に至ったのか」を細かく考えます。このように解決(成功)した姿を思い描いて、そこにいたるための工程を想像させるのが「ミラクル・クエスチョン」です。
これは、問題解決に向けたアプローチだけでなく、特定の相手と親しくなる際にも活用できます。相手の「夢」や「求める姿」を聞いて「では奇跡が起きて願いが叶ったとしたら、どうなっていると思う?」と問いかけるのです。
相手の回答から、その人の考え方や気質が見えてきます。大事なのは、相手の話を否定しないでしっかりと聞いてあげることです。ときどき、共感できる部分があれば、具体的にそれを伝えましょう。
「ミラクル・クエスチョン」によって相手のものの考え方や人間性を知り、類似点への共感を重ねられれば、信頼関係を築きやすくなります。
■支持的コミュニケーションで相手の好意を引き出す
もうひとつ、相手があなたに好意を抱きやすくなる会話テクニックを紹介しましょう。それは「支持的コミュニケーション」です。
例えば「人と話すのは嫌いじゃないけど、口下手で気持ちを伝えるのが苦手」という面を「対話を楽しむことができる人で、しかも相手にちゃんと伝えたいと思う真面目な一面がある。だから、会話することに、とても慎重に丁寧になるんですね」と言ってもらえたら…気持ちが明るくなりますよね。
このように、相手のプラスな部分はしっかりと評価し、マイナスな部分もフォローするのが「支持的コミュニケーション」です。彼の良さを引き出す会話を繰り返すことによって、その人はあなたに好意を抱きやすくなります。
■まとめ
心理学に根ざした会話術、ご理解いただけたでしょうか。共感できないことを無理に同意したり、同感できないものを理解できるフリしたり、そのような「嘘」はつかなくていいのです。
ただ相手を否定せず、「そういう考え方もありだ」と「受け入れて」ください。許容の幅が広いほど、あなたとの会話が楽しいものになります。ぜひ、試してみてくださいね。
黒木 蜜
trill
具体的なイメージを持つと説明もはっきりしてくるのだと思います。
例えば、目の前にあるものを説明する時、より具体的に言えるという感じでしょうか。
感謝してます。
りくりとりっぷホームページ:http://rikuritrip.net/