「記憶力」を高める習慣

毎日の運動は、脳を活性化するために良いそうです。

以下、ネットニュースより抜粋。

聞き覚えのある声に名前を呼ばれ、その先に目を向けるとにこやかにほほえむ人が。なんとなく見覚えはあるけれど、どうしても名前が出てこなくて「久しぶり!」というのが精一杯…。こんな経験に、身に覚えがある人もいるのでは?

記憶力や認知力に多少の変化を感じたとしても、心配しすぎる必要はないのだとか。というのも、これらは年を重ねることで生じる正常な現象なのだそう。

「マルチタスクや処理スピードなど、私たちの認知スキルの多くは30歳前後にピークを迎え、その後、年齢とともにかなり微妙に低下していく傾向があります」と説明するのは、カリフォルニア大学サンフランシスコ校で記憶と老化に関する神経心理学プログラムを受け持つジョエル・クレイマー心理学博士。

そして、この傾向は意識して回避したり、脳を鍛えなおすこともできるんだそう。そこで本記事では、研究によって立証された「脳を若々しく保つためのヒント」を<プリベンション>から紹介します。

ネット検索に頼らない

喉まで出かかっているのに思い出せない俳優の名前も、インターネットを使えば即判明。けれど、インターネットに頼ってばかりいると「デジタル健忘症」と呼ばれる、現代病を促進してしまうのだとか。

これは、デジタルデバイスに頼って情報を集める癖がつくことで、自分で情報を覚えておく必要がないと脳が判断してしまう現象。多くの現代人が、スマホなしでは家族や職場にすら電話をすることが困難になっているという事実が、インターネットセキュリティ企業「カスペルスキー・ラボ」の調査で明らかになっています。

「脳は、使わなければ退化する機械のようなものです」と教えてくれたのは、カリフォルニア大学アーバイン校の認知科学准教授を務めるサラ・メドニック博士。

私たちが新たなことを学習して後からそれを思い出すとき、脳では海馬と前頭前野(前頭前皮質)と呼ばれる、記憶と密接に関連する領域が活性化するそう。けれど、思い出すときにスマホやインターネットといった外部からの情報に頼ることで、脳のこの領域が退化してしまう場合があると博士は説明しています。

毎日運動する

体を動かして血液のめぐりをよくすれば、脳は活発化すると言われています。

「血液は、脳の活動に必要な酸素と栄養素で満たされているからです」と説明するのは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の長寿センター所長であり、『2 Weeks to a Younger Brain(原題)』の著者でもあるゲイリー・W・スモール医学博士。また、運動にはタンパク質合成を活発化する作用もあるとか。

「(これによって)神経細胞(ニューロン)が刺激され、細胞間を繋ぐシナプスを介してより効果的に情報が伝わります。タンパク質はいわば、脳の肥料のような物質なのです」

イリノイ大学の研究者たちは、55歳~80歳までの成人120人をふたつのグループに分け、週に3日、それぞれ早歩き、もしくはストレッチと柔軟を40分間行ってもらう研究を実施。その1年後、早歩きのグループはストレッチと柔軟のグループに比べて、脳の記憶中枢(海馬)が2%大きくなっていることが判明したそう。

この差はわずかに思えるかもしれませんが、「同じ期間、老化によって自然に脳が収縮する割合を考えれば、実質的には充分な回復度合いと言えるでしょう」とスモール博士は言います。

ワークアウトを1度行うだけでも、認知力を素早く高めるのには十分という声も。2019年に行われた小規模な研究では、30分間エアロバイクをこいだ場合、何もしなかった場合と比べて、名前を思い出す能力が向上したという期待の持てる結果が出たそう。

マルチタスクを避ける

「脳の構造は、一度に複数のタスクに集中するようにできていません」とスモール博士。そのため、私たちの脳はマルチタスクをするとストレスを感じ、結果としてミスが増加…。かえって効率が落ちてしまうというわけ。

ちなみに、途中でスマホに目を向けるなど、作業を4秒間中断することでミスをする確率は3倍に増加するそう!

自覚があるかないかにかかわらず、ストレスは「短期記憶を妨げるホルモン」の分泌も促すとのこと。誰かと話している途中で電話が鳴ると、その後、なにを話していたか思い出せなくなることはありませんか? それは、このホルモンが原因なのだとか。

すべてのタスクリストを一度にこなそうとするのではなく、単一タスクをよりスマートにこなせるように心がけましょう!

孤独を感じないようにする

社会的に孤立した状況も、脳の健康を損なう恐れがあるのだとか。さらに、ストレスは、記憶力を低下させる炎症を引き起こす場合もあると指摘。

「人にとって、孤独感はかなりのストレスとなります。このストレスは、脳と体に悪影響を与えます」

孤独を感じた時は、ボランティア活動や公開講座などに参加して、人との交流を広げてみて。炎症を誘発するストレスを和らげるには、誰かと一緒に食事をするのも効果があるかも。会話が広がり、親近感を育むのに役立つはず。

※この翻訳は、抄訳です。

コスモポリタン

 

人との繋がりは大切なのですね。

なるべく、ストレスを軽減して、楽しく過ごしたいです。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:http://rikuritrip.net/

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