「最高の自分」を引き出す?

 「最高の自分」を引き出すための6つの方法があるそうです。

 以下、ネットニュースより抜粋。

自分では気付いていないかもしれないが、心理学者が「シグネチャー・ストレングス(自分を特徴づける強み)」と呼ぶ“スーパーパワー”を、私たちは誰もが持っているのをご存じだろうか。

「好奇心」「謙虚さ」「ユーモア」「愛情」など、24種類あるというその強みの見つけ方や、それを武器にさらによりよい自分になるための6つの方法を、心理学のエキスパートが伝授してくれた。

自分の強みが何なのかを特定しよう

「ポジティブ心理学」の創始者のひとりで、ペンシルベニア大学のマーティン・セリグマン博士は、「好奇心」「公平さ」「勇気」といった24種類の性格特性の強みを特定。

これらの強みは普遍的で、どんな文化にも見られ、私たちは個々の異なる尺度で強みを持っているそう。

世界的な非営利団体「VIA Institute on Character」の教育ディレクターで心理学博士のライアン・ニーミック氏は、「あなたの強みは自分らしさを支えているものです。それを表現するのは簡単で自然なことですし、強みをいかしていれば本来の自分を発揮することができるでしょう」と説明。

例えば自分の強みが「クリエイティブであること」なら、絵の具で絵を描いたり、靴箱だけを使って玄関の戸棚の整理をしたりすることに心を動かされるかもしれない。

いっぽう強みが「親切心」なら、地元の保護犬シェルターにいる犬を散歩させたときに、最もいきいきとした気持ちになるかもしれない。

セリグマン博士の研究によると、被験者が自分の一番の強みを特定し、それを1週間毎日新しい方法で使うようにすると、その後何カ月も落ち込まなくなったり、より幸せに感じたりすることがわかったという。

もしかするとあなたはすでに、自分の強みに直感的に気付いているかもしれない。「ですが調査によると、ほとんどの人が自分の最高の資質に気付いていません」とニーミック氏は言う。

自分が何かをうまくやったときや、とんでもないことを成し遂げた瞬間について振り返り、なぜそれが可能だったのかを考えてみよう。

自分の一番の強みを見つけたら、以下のチャレンジ1からスタートし、毎日違う方法で活用してみよう。例えば、新しく何かを学ぶことが好きな人なら、仕事で新たな挑戦をしてみたり、または楽器を習ったりしてみてもいい。

自分の抱えている問題や失敗、欠点について私たちが思い悩むのは当然のこと。しかしニーミック氏は、「思い悩むことで、自分の強みを磨く可能性もある」と指摘。

問題にうまく対処し、目標を達成し、活躍するための力が私たちの内に秘められていることを心に留めておこう。

試すべき、6つのチャレンジ

最高の自分へと成長するために試したいのが、以下の6つのチャレンジ。すべてを1日で終えることもできるし、数日かけて行ってもいい。

〈チャレンジ1:自分の強みを特定する〉
セリグマン博士が提唱する、人間にあるという24種類の強み。以下のリストから、自分の最大の強みだと思うものを選んで実際に書きとめてみて。

・審美眼(Appreciation of beauty and excellence)
・勇敢さ(Bravery)
・創造性(Creativity)
・好奇心(Curiosity)
・公正さ(Fairness)
・寛容さ(Forgiveness)
・感謝(Gratitude)
・誠実さ(Honesty)
・希望(Hope)
・謙虚さ(Humility)
・ユーモア(Humor)
・分別(Judgment)
・優しさ(Kindness)
・リーダーシップ(Leadership)
・愛情(Love)
・向学心(Love of learning)
・忍耐力(Perseverance)
・大局観(Perspective)
・慎重さ(Prudence)
・自制心(Self-regulation)
・社会的知能(Social intelligence)
・精神性(Spirituality)
・チームワーク(Teamwork)
・熱意(Zest)

〈チャレンジ2:成功体験を振り返る〉
現在の問題に対処するためには、過去の成功体験を振り返ることが大切。これまでの人生で難題にぶつかったとき、どのように対処して成功したのかを考えてみよう。
このときにどんな潜在能力が役立ったのか、そしてその経験から学んだことは何だったのかを十分に考慮してから、次のチャレンジに進んでみて。

〈チャレンジ3:自分がどう変化したかを考える〉
5年前にはできなかったが、今はできることを正直に思い浮かべてみる。そして、自分のなかで何が変わったからできるようになったのかを、考えてみよう。

〈チャレンジ4:一歩下がって客観的に考えてみる〉
友人や家族に聞いたら、何が自分の強みだと言ってくれるだろうか。これには、相手の立場に立って考えてみる必要があり、自分の答えが謙虚ではないと感じる必要はまったくない。自分の特別な才能や能力を認識するためにも、試してみよう。

〈チャレンジ5:自分にできることを認識する〉
安全な領域から一歩踏み出してみて、感動したときのことを思い浮かべてみる。そのときに何が起こったのか、なぜそうしたのか、どのように感じたのかをノートに書き出してみて。

〈チャレンジ6:日々の成果を記録に残す〉
研究によると、毎日数分を費やしてその日の成果を書き留めている被験者の方が、そうでない被験者よりも明らかに幸せな気分になったそう。
ハーバード大学医学部で心理学の臨床助教授を務めるライフコーチのキャロル・カウフマン博士は、「ほとんどの人は、自分の弱点と、自分にないものに注目しています。しかし、強みをリストアップすると、自分が間違っていたことよりも、正しかったことに焦点を戻すトレーニングができます。こうすることで、自分の強みをいかすことができるのです」と言う。

成功体験を反芻する

また、臨床心理学者で『Dancing on the Tightrope: Transcending the Habits of Your Mind and Awakening to Your Fullest Life』(原題)の著者であるベス・カーランド博士は、さらに効果を上げるためは、食事中などにパートナーや家族とその日に達成した成果を共有することを勧めている。

あるいは、毎日のちょっとした成功を紙に書き留めて、目の届くところに置いておくのもいい。それを週に1回取り出して、読み返してみよう。

カーランド博士はさらに「まず、成功に関連するポジティブな感情(例えば、落ち着きや自分の実力などを把握する感覚)を、体で再び感じてみましょう。そして、その体験に1分以上浸ってみてください」とアドバイスする。

ポジティブな方向に意識を向けることで、これからの人生が大きく変わるかもしれない。

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自分の強みが何かをじっくりと考えてみるのも良いですね。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:http://rikuritrip.net/

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