見逃してはいけないストレスサインとは?

春は環境の変化から、メンタルが乱れがちになるそうです。

 以下、ネットニュースより抜粋。

4月を迎えて20日ほどが経ちました。4月は新社会人、人事異動や昇進など、大きな環境の変化を迎える方が多い一方で、メンタル不調を起こす方も多くいます。また、環境の変化によって些細な体調の変化、メンタルの不調に自分自身で気づきにくくなってしいて、うつ症状などのメンタル疾患を抱えてしまう方もいます。今回は、心身の不調のサインや、簡単にできるリラックス方法をお伝えします。

外的変化が自律神経に負担を与えている

冒頭で4月はメンタル不調を起こす方が多いことに触れましたが、まずはその理由からお伝えします。

4月、厳密に言うと3月から4月にかけての「木の芽時(このめどき)」は大きな変化が1年で一番多い時期となります。

まずは生活環境の変化です。日本では4月からの1年を年度として区切っており、学校はもちろん、新社会人や人事異動などの変化が起こる時期です。自分自身が移動しないにしても、同僚の移動、新入社員が入ってくるなどの変化も含まれます。また、新しい仕事が始まるなどの変化も同様です。

そして、次に気候の変化が挙げられます。寒い冬から温かい日への変化であり、春は「陽気」などの言葉があるように気分が上がることはあっても沈むことはないと思う方もいるかもれませんが、気温が朝晩で10度以上も変化が起こることや、温かい日が続くと思ったら急に寒い日があったりと、気圧が不安定になり雨が降る日も多くなります。

環境、気温、気圧の変化などが起こると、人間は自律神経で変化に馴染もうとします。自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経は昼間の活動時に優位になり、副交感神経はリラックスしているときに優位になります。自律神経は意識してコントロールできるものではないので、環境の変化やストレスのかかる状態が続くと、自律神経が対応しきれなくなり、心身に病的症状が発生してしまうのです。

見逃してはいけない心身のストレスサイン

自律神経が乱れてしまうと、副交感神経がうまく活動せずに眠れなくなる、眠れなくなると朝に交感神経が働かずにうまく起きられなくなる、朝時間がなくて朝食を抜いてしまう、朝食を抜いたことで日中に活動的になれず仕事に対する意欲が失われてミスが増える……など悪循環に陥ります。

悪循環が続くとうつ症状などを発症する方もいます。そうならないためにも自身の些細な変化、心身のサインに気づく必要があります。

心身のサインとは下記のようなものです。

・寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚めるといった睡眠障害
・体がだるい
・胃の調子が悪く、食欲が落ちる
・腹痛や下痢、便秘などの症状が出てくる
・気分が落ち込む
・やる気が起こらない
・仕事で些細なミスが続く
・いつもはやり過ごせることでイライラしたり不安になったりと感情が不安定になる

1つでも当てはまる方は次にご紹介するリラックス方法を取り入れてみてください。

リラックス状態で睡眠をとる

自律神経の、リラックス時に優位になる副交感神経を活発にさせることが心身の不調が出始めたときに有効です。なぜなら、さまざまな変化により、体を興奮状態にさせる交感神経が優位に働いている場合が多いからです。

副交感神経はリラックス時に優位になるので、まずは簡単に取り組める呼吸法を睡眠前など落ち着いた時間に取り入れてみてください。

呼吸法とは難しいものではなく、背筋を無理のない程度に伸ばして眼を軽く閉じ、腹部が膨らんでいるのを感じながら、鼻からゆっくり息を吸い込みます。そして、吸い込んだ息を口からゆっくりと長く静かに吐きます。これを10回程度繰り返してください。

人は緊張したときには胸で呼吸してしまっており、自分の意識を呼吸に向けて腹式呼吸をすることでリラックス状態に体をもっていくことができます。

呼吸法を行いリラックス状態で眠りにつき、最低6時間の睡眠を確保するようにしましょう。重要なのは、いつも同じ時間に起床すること、起床時間の一定化です。睡眠負債は一週間以内にリセットするなど生活リズムの安定を意識してみてください。

他にも、疲労回復効果が高い動物性たんぱく質(肉や魚)、ウイルスの予防効果が高いビタミンやミネラル(緑黄色野菜や果物)、体温を上げてくれる炭水化物(穀類)をバランスよく、1日最低2食は摂取すると効果的ですが、最初からたくさんのものを取り入れると、逆にストレスになってしまう可能性もあります。まずは呼吸法を取り入れて睡眠時間を確保することを心がけてみてください。

春は環境の変化、気候の変化で体は無意識に多くの負担を抱えています。眠りが浅いなど些細な体のサインに意識を向けてみましょう。もし不調がある場合は、リラックス状態に体をもっていく呼吸法と睡眠時間の確保から取り組んでみてください。

(教えてくれた人/水口明子さん)

Suits-woman.jp

 

リラックスする方法の一つとして、呼吸法が良いとの記事をよく見るようになりました。

マスクをしていると、口呼吸になっていることがあるので、鼻呼吸を意識していきたいです。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:http://rikuritrip.net/

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