古代ハワイの知恵から生まれた「ホ・オポノポノ」

 「ホ・オポノポノ」を通して「自分らしく生きること」を考えるとは?

 以下、ネットニュースより抜粋。

「ホ・オポノポノ」とは、ネイティブハワイアンの伝統的な問題解決法です。この古代からハワイに伝わる知恵を現代社会で活用できるようアレンジしたのが「セルフアイデンティティー スルー ホ・オポノポノ(=Sef Identity through Ho’oponopono, 以下「SITH」)」です。ハワイ伝統医療のスペシャリストで「ハワイの人間州宝」(1983)故モーナ・ナラマク・シメオナ女史によって編み出されました。悩み多き現代であってもSITHの知恵を生かして、自分が自分らしく生きることができるようになります。
今回は、50年以上SITHを実践しているカマイリ・ラファエロヴィッチ(KR)女史に話を伺いました。

ホ・オポノポノとは

ホ・オポノポノ(Ho’oponopono)は古代からハワイに伝わる問題解決法です。家族内で何か問題があると、家族全員が一箇所に集まって、家長を中心に行われる家族会議であり、全員が参加して問題を解決しようとする儀式のことです。
ハワイ後で「ポノ」は「正しい状態、あるべき状態、物事を正す」という意味で、「ホ・オポノポノ」は「正しい状態に導く」と言う意味になります。

セルフ・アイデンティティー・スルー・ホ・オポノポノ(SITH)

SITHは、モーナ・ナラマク・シメオナ女史によりハワイ発祥の伝統的な問題解決法「ホ・オポノポノ」を現代社会に活用できるようにアレンジされたものです。誰の力を借りなくても自分一人で実践できるというのがSITHの特徴です。現在まで世界中で実践され、国連やWHOなどさまざまな国際会議や高等教育の場へも紹介されてきました。

潜在意識のクリーニング

SITHは「過去におかした過ちを悔い改めるためのプロセス」といえます。
ヨガでは「宇宙は全て繋がっている」という考え方をしますが、ホ・オポノポノも同じように考えます。
今、自分の周りに起きている問題も、ひょっとしたら今の自分と過去の潜在意識下の記憶や宇宙との繋がりの中で起きていることかも知れません。私たちの身の回りにはそうした出来事がたくさんあります。そう言った過去の潜在意識下での記憶が邪魔をして、本来の自分でありたいと思っているのにそれが実現できなくなっているのです。
例えば、どこかを歩いていてつまづいた時には普通は「単に何かにつまづいた」と考える人がほとんどですが、ひょっとしたら前世を含む過去に自分とその土地で何かそこでつまづく要素があったのかも知れません。ひょっとしたらその日の天気と自分との関係がそうさせたのかも知れませんし、宇宙との繋がりがそうさせているのかも知れません。
そのような自分の意識にさえ上がっていない潜在記憶を、ことあるごとにクリーニングしていくのがSITHです。

いつ、どうやってホ・オポノポノを実践すればいい?

ホ・オポノポノはいつでもどこでも、今日この瞬間から自分だけで実践できます。
SITHの実践の仕方には色々な方法がありますが、日常に取り入れやすいの3つの方法をご紹介します。

4つの言葉

「ありがとう (Thank you.)」
「ごめんなさい (I’m sorry.)」
「許してください (Please forgive me.)」
「愛しています (I love you.)」
という言葉をことあるごとに自分の内側で唱えます。特に「愛しています」という言葉は4つの言葉すべてを包括するもの。何か問題が起きた時、感情が動いた時にはもちろん、朝起きた時、ヨガのプラクティスを始める前など、何でもない日常にこの言葉を唱えることでクリーニングができます。
これらの言葉にどういう意味があるのかなどは特に考える必要はなく、ただ自分の潜在意識に語りかけるだけでOK。
例えば日常の中では、誰かとメールなどのやりとりをする時に最後に「Thank you(ありがとう)」という言葉を添えてメールを返したりすることもクリーニングになります。

アイスブルーと植物に語りかける

「アイスブルー」とは氷河の色。「アイスブルー」という言葉を唱えながら植物に触れたりすることでもクリーニングができます。特に自分の中にある「痛み」という記憶のクリーニングができます。

ブルーボトルウォーター

ブルーのグラスやボトルの中に水道水を入れて、日光に30分以上当ててできる「ブルーソーラー・ウォーター」でもクリーニングができます。このブルーソーラー・ウォーターを飲んだり、料理やお茶に使ったり、お風呂に入れたり、化粧水がわりに使ったり、またはデスクの上にただ置いておくだけでもOK。

ホ・オポノポノを実践すると悩みがなくなる?

「それは誰にも分かりませんが、ただ私たちはSITHを実践していくだけです」(KR女史)
例えば、このコロナ禍で色々な意味でのインパクトを受けている人がたくさんいます。「このコロナの状況は自分の力では変えられないから、自分が捉え方を変えるしかない」ともよく言われますが、変えられるか変えられないかはそれは誰にも分かりません。ひょっとしたら「変えられない」と思い込んでいる自分の思考をクリーニングできるかも知れません。SITHを実践することが、どのように宇宙に働きかけられて、それが現在の状況にどのように影響していくかは誰にも分からないのです。

ホ・オポノポノを通して自分らしい人生を

同じように、日常にある問題や悩みも同じです。SITHを実践して、その問題そのものが解決することもありますし、問題は無くならなくても自分の問題の捉え方が変わるかも知れません。それがいつ起こるか、どういう形で起こるかそれは誰にも予測できません。思っていたのと違う形で問題が解決されるかも知れません。SITHを通じて、宇宙に働きかけていることは確かです。ですので日々私たちはクリーニングを実践していくだけなのです。
自分の人生の主役は自分自身です。他の誰でもありません。SITHの実践を通し日々クリーニングをし、自分が自分らしく生きていけたら素晴らしいと思いませんか?SITHの素晴らしいところは、とてもシンプルで誰でも、そして今日からでもすぐに実践できるところにあります。

お話を伺ったのは…カマイリ・ラファエロヴィッチ(KR)女史

ライター/寺岡早織

ヨガジャーナルオンライン

 

「自分らしい」とはどういうことなのかを知ると、気持ちにゆとりが出るような気がしますね。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:http://rikuritrip.net/

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