「宇宙のものさし」を発見した女性天文学者リービットが生まれた日だそうです。
以下、ネットニュースより抜粋。
宇宙の大きさを測る画期的発見
1868年の今日(7月4日)、恒星の変光周期と絶対等級の間に法則性があることを発見した天文学者、ヘンリエッタ・スワン・リービット(Henrietta Swan Leavitt 、1868-1921)が、アメリカのマサチューセッツに生まれました。 リービットは、ハーバード大学天文台でデータ整理の仕事をしていましたが、変光星(明るさを変える星)のカタログを作成するなかで、「明るい変光星ほど長い変光周期をもつ」ということに気づきました。この発見は1912年に論文として発表されましたが、当時はほとんど注目されなかったそうです。 しかし、この関係性を用いて、地球から天体までの距離を測定する手法が考案されると、一躍大きな注目を集めることになりました。1920年代には、この関係によって、宇宙はたくさんの銀河からできていることが確かめられ、さらには、宇宙全体が膨張していることが明らかになったのです。 天文学において遠くの天体までの距離を測定することは非常に難しく、その手法は「宇宙のものさし」と呼ばれています。リービットの発見のポイントは、変光の周期から、その星の本来の明るさ(絶対等級)を知ることができることにあります。絶対等級がわかっている星があれば、その星がどれくらいの明るさで見えるか(見かけの等級)を比べることで、どれくらい離れたところにあるのかがわかるのです。 残念ながら、リービットはすでに1921年に亡くなっており、自らが発見した法則が科学を大きく発展させる時代に立ち会うことはできませんでした。
ブルーバックス編集部(科学シリーズ)
“サイエンス365days”
現代ビジネス
宇宙の距離といえば、光年というものを聞いたことがあるくらいです。
まだまだ、世の中には知らないことがいっぱいあるなと思いました。
感謝してます。
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