医師が実践する体調管理法

“絶対に休めない”医師が実践する体調管理法だそうです。

以下、ネットニュースより抜粋。

「絶対に休めない毎日」を送る池袋大谷クリニック院長の大谷義夫医師による集中連載。前回は「良質な睡眠」をとるために大谷医師が実践している取り組みを紹介した。今回は、その睡眠から目覚めた「朝」に取り入れたい健康法を紹介する。

朝、眠りから覚めたときの人間の体は、程度の差はあるものの「脱水」に傾いています。寝ているあいだも体内の臓器は動き続けています。そこでは水分が使われるため、どうしても水不足になり、血液がドロドロになりかかっているのです。

そこで私は、目が覚めたらまず「コップ1杯の水」を飲むことから1日を始めます。こうすることで、今の季節ならのどの線毛運動を促してかぜ対策になり、夏場なら熱中症対策になるのです。

もう一つ、私が毎朝必ず行う習慣に「ハンドグリップ法」があります。これは血圧を下げるのに役立つ簡単な運動。

片手でタオルをギュッと強く握って2分間―。これを左右2回ずつ繰り返すだけです。これにより体内に一酸化窒素が発生します。一酸化窒素には血管を広げる働きがあるので、結果的に血圧が下がるのです。「1杯の水」との合わせ技で、血圧の安定をはかることができるのです。

誰でも、朝起きたらカーテンを開けて日の光を取り込むと思いますが、この時に私は意識して日光を全身で浴びるようにしています。

こうすることで、毎日わずかずつ発生する「地球の自転」と「体内時計」のズレが解消されます。そして、自律神経が「交感神経優位」に切り替わるため、体が活動的な状態になるのです。

朝、この「切り替え」をきちんと行うことはホルモンの分泌にも働きかけるので、夜の入眠をスムーズにすることにもつながるのです。

朝の習慣の一つに「歯みがき」がありますが、私は1日に4回から5回、歯を磨いています。というのも、聖路加国際病院による調査により、歯みがきやフロスによる口腔ケアが、かぜやインフルエンザの予防に役立つだけでなく、糖尿病や脂質代謝異常症の対策にも役立つことが明らかになっているからです。

歯みがきは、習慣にしてしまえば回数を増やしても苦にならないので、手軽な健康法としてオススメです。

洗面所で鏡を見るついでに私がよくやるのが「舌だし体操」。口を大きく開けて、「舌を出したり引っ込めたり」を2~3回繰り返す。次に舌先を左右に「レロレロ」と動かすことを2~3回繰り返します。この「舌を伸ばす運動」によって、舌と、その奥にある「飲み込み」に関わる筋肉群を強化することができます。

年齢を重ねるとどうしても「飲み込む力」は衰えてきます。これは誤嚥性肺炎のリスクと直結します。それを防ぐためにも、のどの強化は不可欠。できればこれに「早口言葉」を加えると理想的です。

「赤アロエ飴、黄アロエ飴、青アロエ飴」「ジャズ歌手、シャンソン歌手、フォークソング歌手」「すっぱい酢、しょっぱい醤油、砂糖を加えて三杯酢…」

ぜひ試してみてください。 (構成・長田昭二)

夕刊フジ

 

 

早口言葉から練習でしょうか…。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:http://rikuritrip.net/

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