腹式呼吸と胸式呼吸のどちらでしょうか?
以下、ネットニュースより抜粋。
胸式呼吸は、肋骨のはたらきを使う呼吸法
空気を吸い込んで、肺のなかに酸素を取り込み、二酸化炭素などのいらないものを吐き出すのが呼吸です。
実は、呼吸には2つの種類があります。1つは「胸式(きょうしき)呼吸」で、もう1つは「腹式(ふくしき)呼吸」です。
胸式呼吸は、胸を囲んでいる肋間筋(ろっかんきん)きんのはたらきで胸を広げて、肺に空気を入れます。出すときは肋間筋をゆるめ、肺の空気を押し出します。深呼吸をイメージしていただくとわかりやすいでしょう。
女性の多くは、胸式呼吸をしているといわれています。これは、妊娠してお腹が窮屈になったときでも呼吸しやすいためと考えられています。
腹式呼吸は、横隔膜のはたらきを使う呼吸法
腹式呼吸は、肺の下にある横隔膜のはたらきによって、肺に空気を出し入れします。横隔膜が縮むことで、肺がお腹の方向へふくらんで空気が入ります。横隔膜が元に戻ると、肺の空気が下から押し出されます。男性に多いといわれているのは、この腹式呼吸です。
2つの呼吸法には、それぞれ役割があります。胸式呼吸は、たくさんの空気を体に取り入れることが目的で、運動時や緊張時によく使われます。
腹式呼吸は、体のなかにたまっている空気を全部出し切ることが目的で、リラックス時によく使われます。
どちらの呼吸法もヒトにとって大切で、私たちはそれを上手に使い分けて暮らしているのです。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 解剖学の話』
著:坂井建雄 日本文芸社刊
ラブすぽ
目的が違うのですね。
感謝してます。
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