カイロの歴史と賢い使い方

節電で再注目されているそうです。

以下、ネットニュースより抜粋。

政府の節電要請が12月1日から始まり、再注目されるカイロ。その歴史や賢い使い方など深掘りする。

<江戸時代から存在>

今では当たり前のカイロだが、江戸時代に石を温めて懐に入れていたという「温石」が、カイロのルーツと言われている。

<使い捨てカイロのルーツ>

使い捨てカイロの原型は1950~1953年まで遡る。朝鮮戦争の際に寒い朝鮮半島で戦うアメリカ兵は、水筒のような容器に鉄の粉と食塩を入れて発熱させる保温具をカイロとして利用していたそう。鉄を急速に酸化させると熱を発することを知っていたという。

それを日本人が工夫して、現在の使い捨てカイロを作り出したと言われている。

1978年に、袋から取り出して振るだけで温かくなるカイロが商品化されると、瞬く間に普及。1988年に「貼るタイプ」が登場すると、さらに消費量は一気に拡大した。

<貼るときはツボをおさえる>

ウェザーニュースによると、適したツボが3カ所あるという。

一つめは「大椎」首の後ろにあるツボ。大椎は身体の温もりを作り出すところとされているので、ここを温めることによって身体全体を温めることができる。その他にも、風邪予防・悪寒・頭痛などの症状を和らげる効果もあるそう。

二つめは「神闕」ヘソの位置にある。ヘソを温めると、冷えによって起きた下痢や消化不良が改善されるうえ、リラックス効果も期待できるそう。

最後は「丹田」ヘソの下、5~9センチのところにある。ここが弱まると、免疫力の低下にも繋がるそう。疲労から免疫力が落ちて、風邪をひいた時などは大椎とダブルで貼るのもいいそう。

<使わないけどまだ温かい…そんな時>

チャック付きの保存袋を使うと、温かさを長持ちさせることができるという。

もう使わないけど温かい…捨ててしまうのはもったいない。そんな時、保存袋に入れしっかりと空気を抜いてチャックを閉める。

使わない時間は保存袋に入れることで、カイロの発熱が抑えられ、長持ちさせることができる。20時間以上も保温効果が期待できるものもあるので、翌日も使うことができる。

<使い終わった後も再利用>

使い捨てカイロは、消臭剤にもなるという。不織布でできた袋の中に、活性炭や鉄粉などが入っている。カイロに含まれる活性炭が、消臭効果を期待できる。

使い切った後に靴の中に入れるだけで、活性炭が靴の内側の臭い成分を吸着してくれる。ただ、消臭剤として売られている商品よりも炭の量が少ないため、持続時間は短いという。

ちなみに、カイロは空気に触れることで発熱するので、強く振ったりもんだりしなくても大丈夫だという。

節電が求められる、この冬。カイロも上手に使って、寒さを乗り切りたい。

福島テレビ

 

 

背中の真ん中辺りにカイロをつけると体全体が温まると、カイロをつけてもらったことがあります。

寒い時は、背中にカイロを貼るようにしています。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:https://rikuritrip.net/

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