冬に備えて免疫力を高める?

冬に備えて免疫力を高めるためにできることとは何でしょうか?

以下、ネットニュースより抜粋。

毎年この時期になると気温が一気に下がり始め、風邪やインフルエンザに罹らないように用心深くなる。免疫機能について関心を寄せたり、マルチビタミンを摂取して免疫力を高めようとしたり……。

実際に免疫系がこのうえなく重要であることは確か。外部から侵入する細菌や内部に存在する有害物質と戦って体を守ってくれるわけだから、免疫力を高く維持したいと思うのは当然のこと。

でも最近では、免疫系に関する矛盾した情報が錯綜しているため、免疫系を強化するために必要な情報とそうでない情報を見分けるのがなかなか困難。

そこで今回は、スポーツ栄養士のレネー・マクレガーに免疫機能について話を訊いてみた。冬に備えて免疫力を高めるために本当に有益なこととは? イギリス版ウィメンズヘルスからみていこう。

冬に免疫力を高く保つには?

イギリスの国立医療技術評価機構(NICE)によると、イギリス人が1年間に風邪を引く回数は平均2~3回で、冬に発症する確率がもっとも高いことがわかっている。研究者たちは、冬に風邪を引きやすくなる新たな理論を探求した結果、寒冷な気候では一部の免疫応答が低下する可能性を発見した。

鼻腔内の防御メカニズムについて調査した研究では、寒い季節にはある特定の免疫応答が弱まることを示唆している。その免疫応答は、有害な細菌が侵入したことを察知すると、鼻から細胞外小胞(細胞外の小さな小胞)を放出させ、鼻から吸い込んだ時点で細菌を取り込み殺菌する役割を担っている。

とはいえ、冬に繰り返し風邪を引きやすい理由には単純なものもある。「冬は人との距離が近くなる室内で過ごすことが増えるため、ウイルスをもらいやすくなります」とマクレガー。「暖房を入れておくこともまた、暖かい季節周囲に存在するすべてのウイルスに簡単に感染しやすくなる要因です」

では、冬に風邪を引く確率を減らすにはどうするといいの?

真実:研究によれば、ワクチン接種を受けることが免疫機能を強くするもっとも効果的な方法であり、サプリメントなどの摂取により免疫力が高まるという科学的根拠はないという。とはいえ、マクレガーによると、1年を通して免疫機能をサポートするためにできることはある。

「過度な運動や睡眠不足、ストレス、過食、水分不足は免疫力を弱らせるため、よりよい生活習慣を確立することが大切です」と話すマクレガーは、最高な健康状態を追求するために、十分に睡眠をとり、適度に運動をして、適切な栄養を摂ることを強く勧めている。「体の声にも耳を傾け、疲れたときは無理をしないこと。ストレス管理に有効なマインドフルネスの実践を身に付けることも重要です」とマクレガー。また、水分補給を怠ることのないように。「唾液は最初の防衛線となるので、水分をしっかり補給していれば、唾液の分泌を良好に保つことができます」

免疫力を高めると謳うサプリメントに値段の価値はそれほどないけれど、ビタミンやミネラルは心身の健康に欠かせない栄養素で、実際にイギリスの国民保健サービス(NHS)は、秋冬にビタミンDのサプリメントを取ることをすべての人に推奨している。マクレガーは、プロバイオティクスの摂取も見直すように提案している。「12週間プロバイオティクスを摂取し続けると、体を活発に動かす人にとってはとくに、呼吸器感染症の予防に役立つことが示されています」とマクレガー。同時に、カラフルな野菜や果物、全粒穀物を十分に含む多様性に富んだバランスのいい食事を心がけることが必須。

そして最後に、手をよく洗い、とくに外出中は顔を触らないように注意することで、風邪に罹る確率をグッと減らすことができる。空気中に浮遊している細菌から感染する人もいれば、表面に付着している細菌から感染する人もいるから。

※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

ウィメンズヘルス

 

 

この冬も元気に乗りきりたいです。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:https://rikuritrip.net/

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