「なんだか読みにくい」文章から卒業できるようです。
以下、ネットニュースより抜粋。
■Webライティングの基本を学ぼう
簡潔で分かりやすい記事を書くためには、「冗長表現」「漢字とひらがなのバランス」に注意する必要があります。
■冗長表現に注意
まわりくどい(冗長)表現は、別の言い回しに変えましょう。冗長な表現は理解しにくいため、読者の離脱率を上げてしまうからです。
よくある冗長表現は以下の3つです。
(1)~することができる 「~できる「~られる」などに置き換えられます。たとえば、「書くことができる→書ける」。
(2)~すること これは不要なケースが多いので、書かなくても通じるなら削除しましょう。
(3)~という こちらも同じく不要なケースが多いです。
冗長表現をなくすには、記事内で検索する方法が有効です。「という」「ことができ」「すること」などを探し、ひとつずつ修正していきましょう。「Ctrl+F」or 「command + F」で検索が可能なので、文章を見直すときに使ってみてください。
ただ、本質は読者に伝わりやすい文章を書くことなので、置き換えることによって文章のニュアンスが変わったり、分かりにくくなったりするのはよくありません。
たとえば「食べられる」には、「(自分が)食べることができる」という意味のほかに、「(○○さんが)召し上がる」という尊敬語の意味もあります。そのため、「食べられる」と書くとどちらの意味か判断できないため、「食べることができる」と書いたほうが、意味が伝わりやすいのです。
■漢字とひらがなのバランスに気をつける
ひらがなと漢字のバランスが悪い文章は、読みにくくなります。文の切れ目が分かりにくかったり、漢字が多いとギュッと詰まって見えたりするためです。
「ひらがな7割・漢字3割」くらいだと、ちょうどよく感じます。もちろん、わざわざ比率をカウントする必要はなく感覚値でOKです。
漢字とひらがなについて、意識したいポイントは以下の4つ。
・難しい漢字は使わない ・漢字が4~6文字続く場合は、ひらがなや読点を入れる ・ひらがなが続きすぎる場合は、熟語や漢字表記に置き換える
難しい漢字は使わない
難しい漢字は「ひらがな」や「違う単語」に置き換えるか、あるいは削除しましょう。読みにくいだけでなく、読者に読み飛ばされるケースもあるからです。
たとえば「殆どです」という文章で、「殆ど? 何て読むんだろう?」と思った人は、わざわざ読み方を調べません。この場合は「ほとんどです」とひらがなにしましょう。
漢字が4~6文字続く場合は、ひらがなや読点を入れる
漢字が4文字続くと、四字熟語のように見えてしまう場合があります。
たとえば、「質が高い分高価格です」という文章を見ると「分高価格という四字熟語?」と思います。読点を入れて「質が高い分、高価格です」とすると、読みやすいです。あるいは、「質が高いので価格も高くなります」と言い換えてもいいですね。
ひらがなが続きすぎる場合は漢字を混ぜる
ひらがなが続きすぎても、文の切れ目が分かりづらく、読みにくくなります。
たとえば「回答しにくいときはひとつではなくいくつかのこたえをえらんでください」という文章は、読みにくいですよね。この場合は、熟語や漢字表記に置き換えて「回答しにくい場合は一つに絞らず複数の案を選んでください」とすると、単語の切れ目が分かるようになります。
■まとめ
冗長表現に注意 特に「~することができる」「~すること」「~という」は要注意。
漢字とひらがなのバランスに気をつける ・ひらがな7割・漢字3割を意識
・難しい漢字は使わない
・漢字が4~6文字続く場合は、ひらがなや読点を入れる
・ひらがなが続きすぎる場合は、熟語や漢字表記に置き換える
中村昌弘
※本記事は中村昌弘著の書籍『経験ゼロから確実に稼げるようになる Webライターフリーランス入門講座』から一部抜粋・編集しました。
レタスクラブ
読みやすいと理解しやすいですね。
感謝してます。
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