自信が持てない自分と向き合う「3つのコツ」があるそうです。
以下、ネットニュースより抜粋。
短所を意識しすぎないための3つの方法とは
1: 「リフレーミング」をしてみる
物事には、必ず2つ以上の見方や捉え方があるといわれています。
たとえば、「私って本当に怒りっぽい……」という場合、別の角度で見れば「怒りやストレスを内側にためない性格」ということもできるし「自分にとても素直で正直」ということもできます。
「実行力がない」という場合、別の角度で見れば「慎重で思慮深い性格」と捉えることもできます。
このように、物事を見る枠組み(フレーム)を変えて、別の解釈を持たせることを心理学の技術で「リフレーミング」といいます。
リフレーミングの例は以下の通りです。
大雑把でだらしない→ おおらかで細かいことは気にしない神経質→几帳面あきっぽい→好奇心旺盛
個性や性格にどんな意味をつけるかは、自分次第。あなたの短所は、他にどんな見方や捉え方ができるでしょうか?
リフレーミングをして、ポジティブな解釈を考えてみましょう。
2: 「自己開示」する
短所が気になって自信が持てないという人は、短所を他人に知られることを恐れ、隠そうとします。
あるいは、人一倍仕事をこなしたり、人とは違う能力を身につけたりすることで、指摘されることのないようにがんばります。
そういう生き方を続けているのは、とてもしんどいものです。すごく疲れますよね。
短所だと思っているところは、実は「自己開示」した方が楽に生きられます。
自己開示とは、他人に自分のありのままをさらけ出すことです。
自己開示の例は以下です。
「私、本当にどんくさいですよね。この間もお客さんに全然関係ない資料送っちゃって……」
「昔から背が大きくて、小学校の頃のあだ名、ガリバーだったんです。今でも背が高いのがなんかすごいコンプレックスなんですよ」
このように、自分の短所だと思っているところや弱点と思っているところをさらけ出してみると、実はそれは他人はそれほど気にしておらず取り越し苦労をしていた……ということも案外多いのです。
むしろ「愛される要素」になる場合もあります。
短所を隠そうとがんばっている、指摘されることのないよう生きている人は、少しずつでいいので他人に自己開示してみてください。
相手はあなたに安心感を抱き、「いやいや実は自分も~」といろんなことを打ち明けてくれるでしょう。
人との距離が近づき、前よりも打ち解けやすくなるのが実感できると思います。
そして、何より自分の心が楽になるので、人との付き合いが楽しくなりますよ。
3: 過去のトラウマを「イメージの力」で小さくする
短所が気になって自分に自信が持てないという人は、過去に他人が何の気なしに放った一言や、ちょっとした失敗体験が頭から離れず、トラウマとして抱えてしまっているケースも多いです。
昔の彼氏に「◯◯は言うことがコロコロ変わるなあ。意思が弱い、流されやすい。そんなんじゃ誰からも信用されないよ」などダメ出しや説教をされた子どもの頃に、親からきょうだいや友達と比べられて「あなたは本当に不器用ね」と言われたドキドキしながら発表したら、大勢から馬鹿にされ、笑われた
そういう記憶を、ずっと頭に『大きく、暗く、重たい』イメージとして残してしまっているのです。
イメージの持つ力は絶大で、恐怖症の治療に使われることもあるほどです。イメージの力を使えば、過去の嫌な体験も小さくすることができます。
あなたに暗い影を落としているそのイメージが、もし映画の画面のように大きく、目の前にあり、音量も耳元でガンガンと響いている感じなら、スマホの画面より小さく、音量もテレビのボリュームを下げるように小さくしていきます。
最終的には手のひらに乗るぐらいのサイズにして、音量も聞き取れないぐらい小さいものにして、遠くの方にポイと投げ捨ててみましょう。ロケットにして遥か彼方に飛ばしてもいいですね。
カラーで鮮明なイメージとして残っているなら、白黒にしてぼやかしてみたりするのもアリです。
このようにイメージの力を使うことで、心を疲れさせていた嫌な思い出や出来事も、いつの間にか客観的に捉えられるようになります。また、「なんであんなに思いつめていたんだろう?」と思えてくることでしょう。
短所は、なくすことや隠すことに必死になるより、受け入れ向き合っていく方が、楽しく過ごせます。
短所が気になって自信が持てないという人は、今日お伝えしたことを参考に、自分や過去と向き合ってみてください。
(mimot.(ミモット)/黄本 恵子)
ウレぴあ総研
短所も長所も両方あっての自分なのだと思います。
感謝してます。
りくりとりっぷホームページ:https://rikuritrip.net/