科学的に運気を上げる方法が判明?

“姿勢”と“動き”のラッキーアクションだそうです。

以下、ネットニュースより抜粋。

運気を上げる方法について、みなさんはどんなことを実践していますか? 占いのアドバイスを参考にする、一日一善を心がける、健康的な生活を送る……。その方法はきっと、人によって様々かもしれません。

でも、「運気なんて自分でどうにかできるの?」と思うことも。そこで今回ご紹介したいのが、明治大学教授・堀田秀吾さんの著書『世界の研究101から導いた 科学的に運気を上げる方法』です。この本は、なんと「科学的に運気を上げる方法」を教えてくれるのです……!

堀田さんによると、運気が上がっているかどうかというのは、次の二つの話に落ち着くのだそうです。

1)出来事をどう解釈するか

2)出来事が起こる確率

そして、一つ目は、心理学や脳科学の話がかかわり、二つ目には統計的な法則が存在する。「したがって、「運気」というテーマは、きっちり学術的・科学的研究の対象になるのです」と堀田さんは教えてくれます。

そこで今回は、科学的アプローチで「運気」を捉えた本書から、今この瞬間から実践できる「運気を上げるアクション」を二つご紹介。幸運に巡り合う確率を高めるラッキーアクション、幸福感を高めるハッピーアクション、どちらもとっても簡単なので、実践してみてくださいね。

幸福に巡り合う確率を高める「ラッキーアクション」背筋をピンと伸ばす!

ラッキーアクションのために押さえておきたいポイントが、「体が先、脳が後」という順番です。このことをご存じでない方は、私たちの体の動作は「脳が体に指令を出して、それを受けて体が動く」という順番で決まっていると思われるかもしれません。

しかし、脳波を調べる技術の進歩などによって、「体が先、脳が後」は近年の科学的な常識となっています。簡単に言うと、じゃんけんをするとき脳内でグーを出そうと思ってから体がグーの動きをするのではなく、グーを出そうと体が動きはじめてから脳がグーを出そうと思いはじめるイメージです。

カリフォルニア大学のベンジャミン・リベットらの研究では、脳が「○○しよう」と意識する信号よりも、脳がその動作を体に伝える信号のほうが、平均で0.35秒早いという結果が出ているのです(※1)。

形から入ろう

つまり、「病は気から」とよく言いますし、実際に体の健康と心の健康は分かちがたく結びついていると思うのですが、その「ポジティブな気分」を決めているのは脳ではなく、体だったりするかもしれないんですね。

そこでおすすめのラッキーアクションが、「背筋をピンと伸ばす」ことです。

コロンビア大学のダナ・R・カーニーらは、被験者にわざと「堂々とした姿勢」と「縮こまった姿勢」をしてもらい、両グループにギャンブルをさせる実験をしたところ、堂々とした姿勢のグループのほうが、よりリスクの高い賭けを好んでする結果が出ています(※2)。

簡単に言うと、背筋を伸ばすだけで、人間は強気になれるというわけです。リスクがあっても、躊躇せずに強気になって行動が起こせるようになる。そして行動を起こせば、運気が上がります。

「幸運」とは実に漠然とした概念ですが、確実に言えるのは「『よい』か『悪い』かで言えば『よい』」ということです。

健康状態なら、幸運な人のほうが不運な人より元気ですし、お金も幸運な人は不運な人より多く持っている。少なくとも、イメージでは誰もがそう思うのではないでしょうか。

同じように、背筋がまっすぐの人と、猫背で下を向いている人がいて、「どちらがより幸運な人か」と尋ねたら、ほとんどの人が前者だと答えるはずです。

だから、まず形から入る。幸運な人のように振る舞う。

中でも、姿勢は最も簡単にできる「形から」の方法です。

そして、体が先、脳が後。

なので、形である体を変えれば、心もついてくるわけです。

姿勢次第で、ハッピーにもアンハッピーにもなる

さらに、姿勢についての研究は多くあり、「体が先、脳が後」という話を抜きにしても、科学的な効果が立証されています。

たとえば、先述のカーニーらの実験で、被験者の唾液を調べたところ、堂々とした姿勢の被験者たちからは、決断力や積極性や攻撃性に関係する「テストステロン」というホルモンが増え、ストレスを受けると分泌が増えるストレスホルモン「コルチゾール」が減っていたのです。

攻撃性がよくない形で発露することもありますが、前向きな気持ちでストレスも少ない状態というのは、基本的には「幸福」を感じる状態と言えます。

オークランド大学のカリッサ・F・ウィルキーズらの研究でも、背筋を伸ばすと自己評価が高くなり、気分もよくなり、恐怖心も少なくなるということが示されています(※3)。

他にも同じくオークランド大学のシュウェータ・ネアーらの研究でも、軽度・中程度の61人のうつ患者に胸を張ってもらったところ、肩をすぼめていた人たちよりも、よく話し、ポジティブな気持ちになり、不安も減少していました(※4)。

すなわち、背筋をピンと伸ばすことは、ラッキーアクションであると同時に、ハッピーアクションでもあるわけです。

お金や時間をかけずにできるアクションとして、こんなによいものはそうそうありませんし、背筋がピンと伸びている人は佇たたずまいが素敵です。ぜひ、実行してみてください。

こぼれる涙があろうとなかろうと、上を向いて歩きましょう!

※ちなみにカーニーはこの結果に関して自身で反論を出していますが、その後、共同研究者のハーバード大学のエイミー・J・カディに完璧に論破されています(※5)。

また、ここでご紹介したウィルキーズらやネアーらの研究のように、背筋を伸ばすことで得られるポジティブな効果に関する研究は枚挙にいとまがありません。科学というのは、こうやって議論を戦わせることが大切で、何が正しいかは簡単には決まらないのです。

webマガジン mi-mollet

 

 

 

背筋をピンと伸ばすことを意識しようと思いました。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:https://rikuritrip.net/

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