「攻めの休養」で心と体を劇的に回復させる方法?

ダラダラ休むのはもう古い?だそうです。

以下、ネットニュースより抜粋。

病気でも健康でもない状態を「未病」と言い、発病には至っていないものの健康な状態から離れつつある状態を意味します。本稿では、『働く人の最高の休み方』より一部抜粋・再構成のうえ、疲労を回復させる休み方についてご紹介します。

■「守りの休養」と「攻めの休養」を十分に確保する

休養には、「守りの休養」と「攻めの休養」があります。守りの休養とは、人間が生きるために不可欠な睡眠に加えて、何もせずにダラダラ過ごす時間も含まれます。

一方、攻めの休養とは、「心の元気UP活動」ともいえるもので、より積極的に自分の気分や気持ちのエネルギーを回復させてくれる行動を指します。自分で決めた活動で、心の活力がわいてくるアクションです。

そう聞くと、「新幹線で何時間もかけて推しのライブに行く」「海外旅行に1週間!」など、お金や時間をたくさんかけるものをイメージするかもしれませんが、そうではありません。

秒単位でできるリフレッシュや、無料で簡単にできるものもたくさんあります。身近な例では「仕事中の飲み物を自分の好きなものにする」なども心の元気UP活動のひとつです。

休み時間にダラダラするより、むしろ運動したほうがリフレッシュになることがあります。アクティブレスト(積極的休養)は、軽い運動が疲労回復につながるという考え方で、「攻めの休養」に似た概念のひとつです。

ある研究では、デスクワーカーは休憩時間にスマホやメールをやめてストレッチや散歩をするとメンタルヘルスにも良い、という結果が出ています。

攻めの休養は、運動以外にもさまざまなバリエーションがあります。心を休めるには、睡眠などによる守りの休養と、心の元気UP活動による攻めの休養のふたつの休養を十分に確保することが必要です。電池にたとえると、睡眠などで50%は電池が回復するものの、それでは足りず、心の元気UP活動で残り50%を充電するイメージです。

長時間労働や、家事や育児など家庭での負担があり、休養がとれない場合は、そこを見直さなくてはなりません。心の元気UP活動をおこなうエネルギーも枯渇した場合は、仕事から離れて十分に休養の時間を確保することをおすすめします。

■心のエネルギーを回復させるための4つのポイント

前述したように、攻めの休養である「心の元気UP活動」には、心のエネルギーを回復させるための4つのポイントがあります。

ひとつめは、仕事のことを忘れ、精神的にも物理的にも、仕事から離れた活動であることです。屋内で働く人なら、休日にキャンプやスキーをしたり、屋外で働く人なら、昔好きだったマンガを一気読みしたりするなど、仕事と全く関係ない活動をすると心が元気になります。

ふたつめは、心身ともにリラックスにつながる要素があることです。穏やかな気持ちで過ごすと、心と体がほぐれます。美術や音楽などの芸術鑑賞、ヨガやジム通い、ペットとのふれあい、森林浴などがおすすめです。

3つめは、上達を楽しみ、視野が広がる活動を取り入れることです。少しずつでも自分が成長している実感を得られることが重要です。スポーツ、楽器演奏、アート、創作活動などをはじめ、読書や料理、畑仕事も良いですね。

4つめは、時間の過ごし方を自分で決めることです。職場や家族の都合で時間が奪われると、たとえ意味や意義のあることでも無意識のうちに心のエネルギーは消耗します。

これら4つのポイントを意識して、さまざまな元気UP活動をおこなうと、心のエネルギーを回復できます。これらの活動は、心のエネルギーを回復させる上手な時間の過ごし方であると同時に、理想的な「攻めの休養」です。

仕事終わりや休日の一部の時間で大丈夫です。ひとつの活動でこれらをすべて満たす必要はありませんので、無理せず、自分のペースで、この4つのポイントが満たされるように意識して過ごしてみましょう。

佐々木 那津 :産業医

東洋経済オンライン

 

 

心のエネルギーも回復したいですね。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:https://rikuritrip.net/

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