静かに整う「セルフケア術」だそうです。
以下、ネットニュースより抜粋。
外に出かけられない。やる気が出ない。なんとなくモヤモヤ…。このように梅雨の時期は「心や体が重い..」と感じている人も多いのではないでしょうか?
■梅雨に心や体が重くなるのは、自然な反応?
まず、どうして梅雨の時期は心や体が重くなるのでしょうか?梅雨や雨の日は、低気圧・梅雨の冷え・日照不足など、心身に負担をかける要因が重なっています。たとえば
・気圧の変化により、自律神経が乱れやすくなる
・連日の雨による気温低下で、冷えや血行不良になりやすい
・日照不足で、セロトニン(幸せホルモン)の分泌が減る
などなど、これらの要因が重なると、「気分の落ち込み」「頭が重い」「なんとなく不調」といった心身の不調につながりやすいんですね。
■雨の日こそ、自分を整えるチャンス
こうした「梅雨特有の不調」は、決してあなたの気のせいではありません。だからこそ、「なんだか調子が出ないな」と感じた日は、自分を責めるのではなく、自分をやさしく整えるケアの時間にあててみてほしいのです。しかもそれは、大げさなことをする必要はありません。雨の音が静かに響くような日には、静かに、静かに自分をゆるめるセルフケアがよく効きます。
■梅雨の不調に効く「静かなセルフケア術」3選
■■① 雨音に心をゆだねる「ゆらぎ瞑想」
雨音は一見ランダムに聞こえますが、実は「1/fゆらぎ」という、自然界に存在する、規則性と不規則性が調和したリズムや動きが含まれています。実は、この「1/fゆらぎ」には脳に安心感を与え、リラックス効果があると言われています。なので雨の日こそ、窓辺に座り、目を閉じてただ雨の音に耳を傾けてみましょう。合わせて、雨音に集中してみましょう。「今ここ」に集中するマインドフルネス効果が得られます。あなたの雨の日の「なんとなく不安」を静かに落ち着かせてくれるでしょう。
■■② セロトニン不足にやさしく効く、あかりのセルフケア
梅雨の時期は、日照時間が短くなりがち。それによって「セロトニン」という“幸せホルモン”の分泌が減り、気分の落ち込みやだるさを感じやすくなります。このように、セロトニンは朝に日光を浴びることで分泌が促され、私たちの心を安定させたり、体のリズムを整えたりする大切な存在なんですね。でも、曇りや雨の日が続くと、「日光が浴びられない…」と感じる方も多いはず。そんなときは、あかりを上手に使って、やさしく気分を整えていきましょう。たとえば…
・朝起きたらカーテンを開けて、できるだけ自然光を取り入れる
・間接照明やデスクライトで部屋に“やわらかな明かり”を足す
・白っぽい光よりも、リラックスしやすい暖色系の光がおすすめ
特に、暖色系の照明には副交感神経を優位にする効果があり、日光が浴びれない時の強い味方になるはず。
■■③内側からぽかぽか「冷えとりセルフケア」
梅雨冷えという言葉もあるように、雨が続く中で気温が上がらずそれが原因で、冷えや血行不良を招く人も多いです。そのため、お腹に湯たんぽを当てたり、首・足首・仙骨をホットタオルで温めたりすることで、冷えをケアするのもオススメのセルフケア術です。結果、副交感神経が優位になり、心身ともにリラックスしやすくなります。さらに、白湯を一杯飲んで内臓を温めるのもおすすめですね。これらの方法は血流を促進し、自律神経の安定を助けるため、疲労感の軽減や睡眠の質向上にも役立ちます。
今日ご紹介したような雨の日にぴったりのセルフケアは、あなたの内側をゆっくりと整えてくれるはずです。静かな雨音に包まれながら、あなたが少しでも軽く、心地よく過ごせますように。
文/精神科医しょう
精神科医しょう
ヨガジャーナルオンライン
セルフケアも大事なのですね。
感謝してます。
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