医師がすすめる「夏の高血圧対策」3つだそうです。
以下、ネットニュースより抜粋。
夏は血圧が下がる季節と思われがちですが、実は熱中症対策の塩分過多やエアコンとの温度差によるヒートショックなど、高血圧リスクが潜んでいます。今回は工藤医師に、夏の血圧管理のポイントを解説していただきました。
対策1 睡眠の質を向上させる
血圧は深い睡眠(ノンレム睡眠)の時に自然と下がります。睡眠の質低下は、朝の血圧急上昇を引き起こす原因となります。
睡眠中に血圧が下がらないと、早朝高血圧のリスクが高まり、脳卒中発症の危険性が増加します。夏は熱帯夜により睡眠が妨げられやすいため、質の良い睡眠を確保することが大切です。
・就寝1時間前にエアコンをつけて室温を整える(26〜28℃が理想)
・寝る前のアルコールは控える(特に寝酒は睡眠の質を下げる) など
対策2 室内でできる「血管ケア運動」を取り入れる
有酸素運動には降圧効果があります。運動中は筋肉へ酸素や栄養素を効率よく運ぶために血管が拡張し、同時に一酸化窒素の分泌が促進されることで血管の弾力性が改善します。
夏は屋外の激しい運動は避け、室内で行える運動を取り入れましょう。これにより血圧の安定化が図れるだけでなく、熱中症予防にも役立ちます。
朝の軽いストレッチ(5〜10分)
その場足踏み(テレビを見ながら3分×3セット) など
対策3 レモン果汁を積極的に活用する
私たちが摂取する塩分の約7割は、調味料からです。特に夏は冷たいそうめんやうどんのつゆ、お酒のおつまみなどから知らず知らずのうちに塩分過多になりがちです。
日本人の塩分摂取目標量は男性7.5g未満、女性6.5g未満とされていますが、高血圧の方は6g未満が推奨されています。
酸味のあるレモン果汁などを活用すると調味料の使用量を意識的に減らし、自然と塩分摂取を抑えることができます。
酢やレモン果汁を加えて塩味を引き立てる など
なお、広島県大崎上島町在住者541名を対象とした5年間の研究で、1日30mlのレモン果汁の継続摂取が収縮期血圧の上昇リスクを抑制することが明らかになりました。
レモン果汁には、減塩効果と降圧作用の2つの効果があり、血管を緩める作用や血液の固まりにくさを促進することで血圧低下につながります。
スポーツ×ライフスタイルWEBマガジン「MELOS -メロス-」
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レモン果汁も色々な効果があるのですね。
感謝してます。
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