“不安やモヤモヤ”を解消する方法?

「ストレスを減らす最強の習慣は…」科学的に証明されたそうです。

以下、ネットニュースより抜粋。

仕事や学業、人間関係で感じる不安──頭の中でぐるぐる考え続けていませんか? 最新の心理学研究では、不安やネガティブな情報と“どう向き合うか”で心と体の健康が変わることが明らかになっています。

最新の心理学研究では、不安やネガティブな情報と“どう向き合うか”で心と体の健康が変わることが明らかになっています。

そこで今回は、世界の一流研究機関が科学的に証明した、112もの“人生が変わる習慣”を、見開き図解入りでわかりやすく解説した書籍『科学的に証明された すごい習慣大百科』(SBクリエイティブ)から一部抜粋してご紹介。

紙とペン、そして少しの心構えで、あなたのストレスは科学的に減らせる──そんな簡単な方法を解説します。

不安を書き出す

<南メソジスト大学 ペネベーカーらの研究>

つらいときは書き出すことで不安を抑えられる【効果】不安感/ワーキングメモリ改善

■不安を書き出すと心理的負担が軽減される

不安と上手に向き合う方法として、「あえて不安を紙に書き出すと効果的」という南メソジスト大学のペネベーカーらの研究があります。

ペネベーカーらの実験は、36人の女性と14人の男性に対して行われました。まず10 分間安静にし、その後、血圧、心拍数、そして皮膚コンダクタンス(=皮膚の表面がどれくらい電気を通しやすい状態か)を計り、血液を採取し、質問用紙に回答してもらいます。

そのうえで、男女比が同じになるように、トラウマ的体験をしたことがあるグループに被験者たちを分け、片方のグループには1日15 分、4日間にわたって、人生でもっともトラウマ的で、悩みの種となるような出来事を書いてもらいました。

同様に、もう片方のグループには、その日にしたことや履いていた靴などの普通のトピックについて20分間書き綴ってもらいました。

4日目が過ぎたあと、再び血圧、心拍数、皮膚コンダクタンスを計り、採血をとり、さらにその6週間後、再び採血をしました。以後も、フォローアップの調査として、メールで質問項目を送るなどして回答してもらいました。

その結果、悩みの種となる出来事を書いてもらったグループのみ、実験直後こそネガティブな感情や頭痛や筋肉の緊張などの身体的な問題が生じる傾向があったものの、長期的には免疫の改善、精神的な苦痛の改善、診療センターへの訪問回数の減少、自律神経の改善などさまざまな点で利点が見られたそうです。

双方のグループともにトラウマ的な過去を抱えているにもかかわらず、不安や心配事を定期的に紙に書き出したグループは、心理的負担が軽減されたのです。

■不安を書き出したらワーキングメモリが改善

さらに、ノースカロライナ州立大学のクラインとボールズの研究でも、新入生に「大学に来た気もちや感想」と「大学とは関係ない普通のトピック」を書いてもらったところ、前者を書いた学生は、メンタル部分の改善だけでなく、ワーキングメモリの大幅な改善も見られたといいます。

ワーキングメモリは、作業や動作に必要な情報を、一時的に記憶・処理する前頭前野の働きの1つです。ワーキングメモリがパンクすると、それだけ人間は判断能力や処理能力が鈍くなってしまいます。

つまり、不安を書き出すことで余計なことを考えなくなり、ワーキングメモリが改善されることが示唆されたのです。何か新しいことをはじめるときや、煮詰まって思考停止してしまったときなどにも有効ですから、不安に駆られたときは「書き出す」ようにしてみてください。

『不安を書き出せば、頭のなかから不安がとり除かれ、ワーキングメモリが改善されて、判断能力・処理能力が高まる』

〈著者プロフィール〉堀田秀吾

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心も体も健康でありたいです。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:https://rikuritrip.net/

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