目指している人の真似から始めると良いとは聞いたことがありますが…?
以下、ネットニュースより抜粋。
今日のテーマは「仕事の能率を圧倒的にあげたい人は“パクリ力”を身に着けよう」です。
仕事にある程度、慣れてきたら、あなたはある壁にぶち当たるでしょう。それは「仕事量が自分の処理能力を超えてしまう」というものです。
仕事を覚えてくると、周りの上司や先輩からまとまった量の仕事が振られるようになります。それ自体は周りがあなたのことを認めていることを意味するため、喜ばしいことなのですが、それが一定量を超えると、どんどん疲弊していきます。
「仕事の量が多すぎる」「いくら頑張ってこなしても、みるみる仕事の山がたまっていく」という状況が普通になってしまい、プライベートもなくなり、仕事の質も落ちてしまうのです。
効率アップの秘密は“パクリ力”
とはいえ、周りにはあなたよりもたくさんの仕事を、短時間でこなしている人もいるはずです。彼らは、あなたよりも圧倒的に経験やスキルがあるのでしょうか。
もちろん、その道でずっと知識やスキルを磨き続けている人は、仕事を推進する上で効率の良いやり方をたくさん知っているでしょう。しかし、それだけでは片づけられない差があるように感じませんか。
ぼくが少し仕事ができるようになってきたときに、上司や先輩の圧倒的な処理速度に圧倒されていました。
それは、単に経験が豊かだから、知識が豊富だから、というだけでは片づけられないものでした。改めて振り返ってみると、彼らが優れていたのは何よりも「パクリ力」だったのです。
いくら優秀な人でも、すべてをゼロからやるのは不可能
「パクリ」は悪い印象がある言葉ですが、これは非常に強力です。
彼らは自分が過去に使ったスライドの内容を一部アップデートしたり、過去の分析フレームワークを応用してみたり、さらには自分の人脈を生かして似たプロジェクトをやったことがある人を突き止めてその人から知識を拝借したり……などなど、とにかくパクる力が優れていました。
どんなに優秀な人でも、完全にまっさらな状態から何かを作り出すのは時間がかかります。しかし、すこしでも参考にできる過去資料があると、一気に進んでいくのです。
ぼくも、まったくなにもないところから資料を作るとなると大変時間がかかりますが、参考にできるテンプレートがあると、短時間である程度のクオリティのアウトプットを出すことができます。
仕事が来たら「どうパクれるか?」を意識しよう
ほとんどの仕事は、過去に誰かが似たようなことをやっているはずなのです。だとすると、それを再利用しない手はないですよね。
仕事が来たら、ゼロから考えてうんうん唸る前に「これ、過去にやったことなかったっけな?」「他に似たようなことをした人はいないのかな?」と考えてみてください。そして、似たアウトプットを見つけたら、それを再利用してみてください。そうすることで、圧倒的に仕事の能率が上がっていきますよ。
<TEXT/Shin>