自分が何をやりたいのか見つけられる、とは興味がありますね。
以下、ネットニュースより抜粋。
本当の幸せや本当の充実感は自分しかわからないし、「何をやっている時が幸せか?」「どんな状態になったときが嬉しいか?」は、自分にしか分かりません。それを自覚し、他人と比較せずに自分らしい豊かさを実現するにはどうしたらいいのか。
マーケティング事業などを手掛ける株式会社ココえがお、宇田川康晴氏が「人生を充実させる5つの自己分析」を伝えます(以下、宇田川氏寄稿)。
何をしたいのか? を見つけるのは意外と難しい
かつての私は「何をしたいのか?」「どんなことをやっていきたいのか?」が全くありませんでした。もちろん、お金を稼ぎたい、モテたい、とかはありましたが……。
でも、そういうことではなく、自分の人生を豊かにする生き方がどこにあって、自分が何に向いていて、どこに向かっていけばいいのかわからず悩んでいた時期が長くありました。
なので、常にやりたいことがある! という人に出会うと羨ましく、「ほんとかよ? 本当は強がってるだけなんじゃないの?」などとへそ曲がりの考え方をしていました。「やりたいことがあったほうが楽しく生きられそうだし、実際に楽しいことが多そう」と、ひたすら本を読んだりセミナーに行ったり、カウンセリングに行ったりする日々を過ごしていました。
その中で、徐々に自分のことが分かってきたという経験があります。私が今まで時間とお金を投資して、結局、効果のあったものは何だったのか? と考えてみました。
「自分」を5つの質問で掘っていく
ポイントは、「いろんな角度から自問自答すること」。いろんな角度から自分に質問をし、向き合うことで同じような回答が出てき始めます。それが自分を見つけるヒントになる場合が多いのです。
今回はそれを順番にご紹介していきます。
① 今好きなコト、ワクワクすることは?
今までワクワクすることは、たくさんあったと思います。あなたが目指す姿を見つけるには、あなたが過去にどんな事に興味を持ち、どんなことにワクワクしたかを振り返ってみるといいです。
何かを楽しいと思うには、必ず理由があるはず。その理由を調べることができれば、あなたのワクワクの源がわかるかもしれません。
② 幼少期に好きだったコト、ワクワクしたコト
幼少期に好きだったこと、ワクワクしたことをできる限り書き出します。記憶の限り、幼少期から今までで楽しかったこと、好きだったこと、ワクワクしたことをできる限り書き出します。
「やりたいこと」が徐々に明確になる
次にやりたくないことを列挙します。「やりたいことがわからない」という人でも、「やりたくないこと」なら書き出せる場合があるのです。例えば、
・満員電車は本当に嫌だ
・激しい音楽は好きではない
・時間に追われながら何かをすること
・大人数で騒ぐこと
だいたい列挙できたら、それらは「やりたくないこと」であるわけですよね? 逆に考えれば「やりたいこと」に近づけるかもしれません。
④ 人からよく頼まれることは?
あなたが人からよく頼まれることを思い出してみてください。なぜそれをあなたに頼むかというと、周りの人たちは「この人ならやってくれる」ということを無意識的にわかっているからです。
例えば、マメじゃない人に飲み会の幹事は頼まないですよね? 頼まれる事柄っていうのは、すなわち、それがあなたの強みややりたいことにつながっているかもしれないのです。
⑤ 周りの人がやっていることで気になることは?
周りがやっていることで気になることはないでしょうか? 例えば、人前で話している人がいる。そんな時に例えば「絶対自分の方が上手くしゃべれるのになんで、あんなふうなんだろう」と思ったら、もしかしたらあなたは人前で話すことに興味があるかもしれません。
これらに答えていくと、自分はどんな人で、どんなことが好きで、どんな人生を送りたいのかが徐々に明確になっていきます。ぜひみなさんもじっくり取り組んでみてください。
<TEXT/宇田川康晴>