「決断が速い人」に共通する3つの習慣

決断が早い人は、成功者のイメージがありますよね。

以下、ネットニュースより抜粋。

あなたのまわりに、いつまでたっても決断できない人はいませんか?
決断ができない人は、何が最善なのかを選ぶことがなかなかできないのです。

約30カ国でパーソナル・コーチを輩出し、パーソナル・コーチングの父と呼ばれたトマス・レナード氏は、著書『SELFISH(セルフィッシュ)』(祥伝社)の中で、決断が早くなるための秘訣を次のように指摘します。

「自分を魅力的にするものとしないものが分かると、決断が早くなる」と。

他の人からはつまらないように思われても、自分にとって特別だったり、魅力的だったりする行動をとると決められれば――つまり「セルフィッシュ」=自分本位になって、センサーを働かせればいいのだと。

決断が速い人に変われる3つの習慣を、著書『SELFISH(セルフィッシュ)』(祥伝社)の中から抜粋してご紹介しましょう。

決断が速い人の習慣――1.いい人をやめる

他の人のニーズや期待から自分を切り離して考えよう。他の人に(強い責任感を持って)向き合うこと自体は良いことだ。だがそれが行きすぎてしまって、他の人の期待に応えなくてはと思い始めると、自分のニーズがわからなくなる。

それと同時に、自分も他の人に期待をするのをやめよう。これは双方向の問題なのだ。心配しなくても、双方が進化すればするほど、自分も相手も互いにしてあげられることが増えていく。相手方に何らかの役割を期待して縛り合うことなく、それぞれ自由に創造性を発揮することができるのだ。

決断が速い人の習慣――2.自分の直観を信じる

もし自分の直感や予感にただ素直に従っていたら、自分の人生は今より良くなっていたと思うだろうか。その当てが外れて失敗することがあったとしても、それでもやはり意味はあると思うだろうか。

ほとんどの人にとってこの問いの答えはイエスだと思う。どれほど合理的に冷静であろうとしたところで、100%正解を選ぶことなど結局は不可能だからだ。

仮にそれができたとしても、人生は陳腐で退屈なものになり、充実感に浸ることなど全くできないだろう。

皆もっと自分の気持ちや直感、予感に従って生きたほうがいい。

決断が速い人の習慣――3.自分が自分をどう思うかを大切にする

良い例を挙げよう。

ジョーンはセミナービジネスを本業としているが、そちらをいったん長期休業し、休暇を取ったり、楽しく副業をしたりして過ごしていた。

充電期間を経て英気を養った彼女はまた講師業に戻ることにしたが、休みを取っている間に第一線での存在感は薄れてしまっていた。仲間はいろいろと助言をくれたが、ジョーンはありきたりなアドバイスには従わなかった。彼女が取った策は、会場を予約し、広告宣伝も行なった上で、セミナーは無料で実施する、というものだった。

「決めるのは私だもの」とジョーンは私に語った。「普通なら高額で開催するところだけど、そういうことはやめて、これからも好きなだけ無料でやってやろうと思って」そして、キラキラ輝く笑顔でこう付け足した。「セミナールームに入っていくとき、このお客さんは皆、自分が招待したんだって思ったら、すごく気分が良いでしょうね」

自分で自分を心から魅力的だと思えて、良い気分を味わうためには、時には他の人からは変に思われるようなことでもやってみたらいい。自分が自分のことをどう思うかが何よりも重要なのだ。

ジョーンの例では、無料セミナーの開催という打ち手が好感を得て大きな反響を呼び、その後彼女はまた本業で25万ドルもの年間利益を挙げられるようになった。

必要なのは、単に「現実的」に生きるのではなく、心の声に従って、決断し、生きていくことなのである。それは自分らしく「セルフィッシュ」(自分本位)に、人生を豊かに生きるということなのだ。

自分にとって特別だと思う行動は何?――この問いかけで、あなたはもっと生きやすくなる

他の人からはつまらないことに思われても、自分にとっては非常に特別だったり、魅力的だったりするような行動にはどんなものがあるか、考えてみよう。現在やっていることでも、これからやろうとしていることでもいい。

さらに、もう一歩考えてみよう。魅力を下げる要素だと自分でも分かっているが、どうすることもできないと感じていることはあるだろうか?

この2つを自分に問いかけてみよう。

自分を魅力的にするものとしないものが分かるようになるので、決断が速くなる。と同時に、圧倒的な魅力を自分に持つことができるようになる。

そうしていけば必ず、あなたの人生はもっと生きやすくなるだろう。

〈著者プロフィール〉
トマス・J・レナード
パーソナル・コーチングの父。

LIMO

 

主語を自分にして考えられる人の方が、心を楽にして生きられると言います。

自分がどう思うかを大切にしたいですね。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:http://rikuritrip.net/

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