記憶力は加齢と共に…衰えない!?

年のせいにできなくなりますね。

以下、ネットニュースより抜粋。

年々記憶力が落ちていくばかり…と悲観しているアラフィフ世代のみなさん、ハーバード大学医学部PKD Center Visiting Professor、ソルボンヌ大学医学部客員教授、奈良県立医科大学医学部客員教授などを兼任する根来秀行さんによると「実は記憶力は簡単には衰えない」のだそう。

「記憶は経験と繰り返しの学習により歳をとるほどに蓄積する」、そして「記憶力をより高めるには脳の海馬にいい刺激を与えることが大切」とのことだ。これはうれしい情報だ。今回は、最新脳科学に基づいた海馬トレーニングを、根来先生に聞いた。

根来先生がすすめるのは「楽しいジェスチャートークでスパイン(※1)を刺激する」という方法。

「海馬が、入ってきた情報を記憶すべきかどうか品定めする際の判定基準は、入力と出力の頻度。こんなに使う機会があるなら覚えておこうと判断するのです。復習の重要性はよくいわれるところですが、これは繰り返し脳に情報をインプットすることで、シナプス(※2)の強度を決めるスパインが大きくなり、神経回路のつながりがよくなっていくのです」と根来先生は言う。

「情報をインプットする際のコツは、ただ見て覚えるより、声に出して覚えるほうが効果的です。いろいろな情報が同時に入ると、さらにスパインが刺激されるので、ジェスチャーを加えて人に話をするのがおすすめです」

確かに、ジェスチャーがあると、会話が脳に入ってきやすい感じがする。

「海馬のすぐそばには情動を司る扁桃体があり、感情が動くと、スパインへの刺激を増強し、シナプスの結びつきが強くなります。ですから、相手におもしろおかしく伝えることを意識すると、トークもはずみ、楽しい気持ちとともに記憶が強化されますよ」

ちなみに、記憶力を高めるといわれるゲームなどの「脳トレ」は、プラセボ効果の可能性が高いことが指摘されているそうだ。

「アメリカのジョージメイソン大学で行われた実験では、あらかじめ『脳トレと認知力強化の研究で脳に効果がある』と伝えられて脳トレゲームに参加したグループと、何も伝えられずに参加したグループでは、伝えられたグループのIQのほうが5~10も高くなりました。脳トレについては効果があるとする専門家もいますが、いずれにせよ、本人の思い込みによっても記憶力が高まることは実証されたわけで、脳にいいと思って意欲的にやりたいことに取り組めば、きっと記憶力向上につながるはずです」

やるからには何でも前向きに取り組んだほうがいいということだ。こころがけよう!

※1 スパイン…ニューロン(神経細胞)から木の枝のように分岐している“樹状突起”に備わっている棘(スパイン)のようなもの
※2 シナプス…ニューロン(神経細胞)同士のつなぎめで、脳に入ってきた情報の連絡通路のこと

取材・文/石丸久美子

OurAge

 

思い込みが記憶力も高めるとはスゴいですね。

年だと言わずに記憶力を高めていきたいです。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:http://rikuritrip.net/

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