「心を整える3つのポイント」を精神科医が解説

自粛生活で心が不安定に…、どうにかしたいですね。

以下、ネットニュースより抜粋。

手島千尋アナウンサーがパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組「防災FRONT LINE」。5月2日(土)の放送では、東京歯科大学准教授で精神科医の宗未来(そう みらい)先生に「心を整えるポイント」について伺いました。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、外出の自粛やリモートワークなど家で過ごす時間が長くなっています。緊急事態宣言が出てから、生活がガラリと変わったという人も多いのではないでしょうか。

この長く続く自粛生活で、あなたの心は疲れていたり、乱れていたりしていませんか?

宗先生は、慣れない環境で生活のリズムか崩れると感情が不安定になり、感情の不安定さが増すと、眠れなくなって生活リズムが崩れるといった悪循環に陥る人が多いと話します。そうならないためにも、「まずは“同じリズムで過ごすこと”を心がけてほしい」と言います。

宗先生は「私たちの体には、体内時計といって生物学的なリズムを刻む時計が備わっています。この時計は、“時計”という名前がついているのにもかかわらず毎日必ず時間が狂う困った時計で、時刻調節をしないと不正確な時間を知らせ続けてしまいます。結果、体中の細胞が混乱するため、心身の不調や病気を生んでしまうことがわかっています。心身の衛生を保つ上でとても大切なもの」と説明。

総じて、「これが上手く働くと、心地よく心身のバランスがとれるということがわかっています。寝る時間、起きる時間、食事、日課や趣味などを始める時間、コミュニケーションをとる時間、これらを日々揃えることで、バランスが保たれます」とも。

“なかなかできそうにないなぁ……”という人は、事前に1日の予定を考えて、予定通りできていたかをノートに記録するのも生活リズムを整えるための1つの方法として有効だそうです。

では、もし感情が不安定になった場合、どうしたらよいのでしょうか?

宗先生が挙げたポイントは3つ。「1つ目は、“行動”。食事や睡眠をはじめとした生活リズムを一定にすることで、感情の安定のための土台部分がつくられる」と言います。

2つ目は、「“考え方や感じ方”。起きているストレスや本音を歪めずにありのままに感じ、認めていくことが大事。一時的につらくて耐えられないときもあるかもしれませんが、そういうときは一人で溜め込みすぎずに人と話したり、話せる人がいなければ紙に書いたりするのも方法。Twitterやブログに本音を書くと、スッキリするような感覚に近いでしょうか。(このように)感情を表に出すことが大切」と提言します。

そして3つ目は、「コミュニケーション」。「家族など大事な人と話し合う機会をいつも以上に丁寧に持ちましょう。また、身内だけでなく外の友人とコミュニケーションをとってうまくガス抜きもしてください」と呼びかけていました。

生活リズムが整うと、体内時計が整い、心が整います。そして、社会距離は保ちつつも、人との心の距離は“蜜”にしましょう。つらくなってしまったら、1人で抱え込まず、友人や専門家に相談してくださいね。

(TOKYO FM「防災FRONT LINE」2020年5月2日(土)放送より)

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生活リズムが崩れがちになってしまいますが、規則正しい生活ができるようにしたいと思います。

感謝してます。

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