才能の秘密?

 必要な3つの要素があるそうです。

 以下、ネットニュースより抜粋。

 才能というと、多くの人は、特別な人だけが持っているものであり、自分には関係ないと思いがちです。確かにメジャーリーガーや金メダリストたちは、野球の才能や走る才能などが、世界的に見て天才レベルです。彼らと比べたら、とても自分には才能があるなんて思えないでしょう。でも、普通の人が幸せに豊かに生きるぶんには、彼らのように1つの才能でずば抜けている必要はありません。実は、自分の才能を上手に活かして、幸せと豊かさを手に入れている人が世の中にはたくさんいるのです。

才能を掛け算すれば誰でも圧倒的に

例えば、ユーモア、セールス、友人作り、3つの才能を上手にかけ算して活かしているショップ販売員の女性がいます。彼女は、お客さんがお店に来ると笑顔でフランクに話しかけ、軽やかにトークを展開します。そして、お客さんを時々笑わせながら、その人にあった服を上手に提案していきます。

話しぶりがフレンドリーで面白く、提案もすごくスマートなので、お客さんは1人で来ても、まるで友人とショッピングに来たような感覚になります。セールスされている感じも全くありません。そのため、とても楽しい気持ちで服を買い、常連になっていきます。こうやって、彼女は系列のショップの中で、トップセールスを記録しています。

彼女は、芸人として大成するほどのユーモアのセンスがあるわけでもなく、セールスの才能も単体では、そこまでずば抜けているわけではありません。友人を作るのが上手な人だって、世の中にはたくさんいます。それでも、ユーモアとセールス、友人作り、3つの才能をうまく掛け合わせて、1番になったのです。

彼女のように、複数の才能を掛け算することで、誰でも、圧倒的な成果をあげることができます。

才能の発芽に必要な3つの要素

そもそも、才能とは、人より自然と上手にできること。ただ、自分では「これくらいできて当然」「誰でもできること」と思いがちで、意外と自分の才能には気づきません。自分には才能がないと勘違いしている人もいるほどです。

でも、僕はこれまで世界的に活躍している人から、簡単なバイトすらクビになった人まで、いろんな人を見てきましたが、誰一人の例外もなく、全ての人に複数の才能がありました。才能が種のまま埋もれていることは多いですが、誰にでも才能はあるのです。

才能の種を見つけて発芽させるには、「養分」「熱量」「光」の3つが必要です。

「養分」とは、才能を自由に探究できる環境です。たとえば、やってみたいことがあっても、実行にはたいてい時間とお金がかかります。その割には、しっくりこないということもあるでしょう。そういう空振りを何度も経験しながら、才能を探っていくのです。

そのうちに、「これは楽しい!」「面白い!」「大好き!」と感じるものが見つかります。このワクワク感や情熱が「熱量」です。この「熱量」が行動を継続させ、その継続が才能を磨く最初の一歩になります。

「養分」「熱量」「光」を活かすには

そうやって才能が磨かれていくと、やがて、キラリと光る才能に気づく人が現れます。「これ、あなたにお願いできないかな?」と、頼みごとをされる機会が増えたり、「もっとやってみたら?」と背中を押してくれる人が出てくるのです。運がよければ、その道の達人やプロの目に留まり、「うちに来ないか?」と声をかけられる場合もあります。

このように、才能にスポットライトを当ててくれる人が、才能を発芽させる「光」です。

子ども時代に、親から十分な「養分」「熱量」「光」を与えてもらえた人は幸運です。でも、多くの人はこの3つのどれももらっていません。やってみたいことがあっても、「いくらお金がかかると思っているの?」と親に言われてあきらめた。

好きなことをやっていたら、「遊んでばかりいないで勉強しなさい」と叱られて、思う存分やらせてもらえなかった。それでは、才能の種に「光」を当ててくれる人との出会いも、なかなか得られなかったでしょう。

「なんでうちの親は、子どものうちから、才能を伸ばしてくれなかったんだ!」と不満に思うかもしれません。でも、いくら嘆いても、あなたの才能が芽吹くわけではありません。子ども時代に親から与えられなかったのであれば、今から自分で自分に与えるだけです。

誰に憧れているかで自分の才能がわかる

自分で才能を発芽させる最初の一歩は、才能の種を見つけること。その方法はいくつかありますが、憧れの人を探すというのが、そのひとつです。

たとえば、感動的なスピーチを聞いた時、そのスピーカーのようになりたいと憧れる人もいれば、「素敵な話だったね」と思うだけの人もいます。スピーチの才能がある人が感動的なスピーチを聞くと、「私もあの人のようなスピーチをしたい!」という具合で、スピーチの才能がない人よりも、より大きく心を揺さぶれるのです。

あなたの憧れの人は、誰ですか? その人のどこに憧れますか? そこには、あなたの才能が隠されています。ぜひ時間をとって、あなたの才能の種を探してみてください。

そして才能の種が見つかったら、まずは、その才能を使うことを意識しましょう。文章を書くことにワクワクするのであれば、実際に文章を書き、ブログnoteなどで発信してみるのです。続けているうちに、少しずつ才能が磨かれ、共感してもらえたり、応援してくれる人が出てくるでしょう。

メンターに弟子入りすると才能が伸びる

才能の種をいくつか見つけて、自分なりに磨いているうちに、「この才能をもっと伸ばしたい」「この才能を使って仕事をしたい」という気持ちが出てきます。そうなったら、メンター(師匠)に弟子入りして、才能を磨きましょう。

今、世界的に活躍している人たちも皆、若かりし頃、メンターの下で才能を磨いていた時期があります。彼らは、メンターと共に過ごすことで、その道でプロとして生きていくために必要なことを学んだのです。そういう時間を、あなたにも与えてあげてください。

ただメンターと言っても、有名で活躍している人ほど忙しいもの。彼らへの弟子入りは、相当狭き門でしょう。そこでお勧めしたいのが、身近な人への弟子入りです。

たとえば、あなたにセールスの才能の種があるとして、面識もない世界的なトップセールスパーソンへの弟子入りは困難でも、社内の営業成績上位の人に、セールスについて教えてほしいとお願いすれば、いろいろ教えてもらえる可能性は格段に高くなります。そして、学んだことをすぐに実践し、うまくいった点、うまくいかなかった点を報告するのです。教えた側としては、そういう報告は嬉しいもの。可愛がられて、改善のヒントや営業に同行する機会をもられるかもしれません。

このように、まずは身近な人に弟子入りして才能を磨きます。するとそのうち、セールスの才能が他の人からも認められ、大きな商談を任されたり、さらに優れたメンターに弟子入りするチャンスがやってくるのです。

幸せと豊かさの両方を手に入れている人は皆、才能を周りに分かち合っています。ぜひあなたも、自分の才能を見つけて磨き、周りの人に分かち合ってみてください。その先にはきっと、ワクワクすることでいっぱいの未来が待っているでしょう。

<TEXT/作家・経営コンサルタント 本田 健>

bizSPA!フレッシュ 編集部

 

話し方が上手になりたいと思う時、身近に話し方が上手な人がいました。

身近な人の話し方を真似したり、上手く話せたと思う時は、どうしてそう思ったのか等、自分なりに考えました。

以前、自分が学べる機会に恵まれ、教えてもらったことが身についたと感じるられた出来事がありました。

それは、自分が担当になった利用者に、前任者に教えてもらったことを当たり前のように実践していました。その後、担当を次の方へ引き継いだのですが、後任者は違うやり方を行っていたようなのです。後任者のやり方は、利用者にストレスを与えていると外部の方から相談を受けました。前任者でもある上司に報告し、利用者に状況を確認してもらうと、私と前任者の上司が「当たり前」のようにやっていた時間に余裕のある日程調整や説明が、後任者は出来ていなかったのです。利用者から「当たり前だと思っていたことが、実は当たり前ではなかったことだと気づきました」と言っていたという言葉が記憶に強く残っています。

このような気遣い一つも才能の内に入るのかなと思いました。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:http://rikuritrip.net/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

最近のコメント