「立冬」と「冬至」の違いとは?

「立冬」は暦の上で冬の始まりを告げるそうです。

以下、ネットニュースより抜粋。

「立冬」とは、二十四節気の一つ。「冬が立つ」との文字通り、暦の上では冬の始まりを意味します。2022年の立冬は11月7日(月)~21日(月)。冬が付く暦の言葉には「冬至」もありますが、その違いをご存じでしょうか。日々寒さを強く感じるようになるこの時期、立冬について解説します。

立冬とは二十四節気の一つ 冬至との違いは

「立」には、新しい季節になる意味があります。「立冬」は、「立春」と「立夏」、「立秋」と並んで「四立(しりゅう)」と呼ばれ、暦の上では冬の始まりです。

古くから日本では、季節の目安として二十四節気という暦を用いてきました。これは一年をまず春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれの季節を6つの節気に分割したものです。冬の季節に分類された6つの節気のうち、最初にめぐってくるのが立冬。立冬から立春の前日までが、暦の上で冬の季節となります。

ちなみに「冬至」とは異なります。冬至は、冬の季節に分類された6つの節気のうち、冬のほぼ真ん中にあたる4番目の期間。一年で昼が最も短い日です。反対に昼が最も長いのは夏至。また昼と夜がほぼ同じ長さになるのは、秋分と春分です。

食べ物や風習で立冬を感じる

立冬の頃は、「亥の子の日」(2022年は11月6日)がめぐってくることでも知られています。旧暦10月に迎える最初の亥の日のことですが、現在は新暦11月に迎える最初の亥の日が一般的になりました。

火事が多かった江戸時代は、火を使うこたつや炉をこの日に使い始めると火事にならないと信じられ、「こたつ開き」や「炉開き」をしました。また子どもをたくさん産むイノシシにあやかって「亥の子餅」を食べ、収穫祝いや子孫繁栄を祈願する習わしもあります。

立冬の時期は七五三、十日夜のお月見も

年中行事の「十日夜」も立冬の頃です。元々は旧暦10月10日の夜でしたが、現在は新暦11月10日に行う地域が多いようです。田の神様が山に戻る言い伝えが残る地域では、稲刈りを終えた感謝を込めて収穫祭を行います。また中秋の名月、十三夜に続き3度目のお月見をすることも。

子どもに関係する行事としては「七五三」があります。3歳、5歳、7歳の節目の年に子どもの成長を祝い、長寿を願う儀式です。現在は11月15日が一般的とされています。

「小春日和」は立冬の時期ならでは

冷気が日ごとに加わり、北寄りの強く冷たい風が吹き、季節が移り変わります。「木枯らし」は、日本列島の西に高気圧、東に低気圧が位置する「西高東低」の冬型の気圧配置となった際に吹く風。一方で、打って変わったようにのどかで暖かな日もあります。「小春日和」とは、まるで春と勘違いするような、この時期の穏やかな陽気のことです。

昔の日本では、寒さの中でも美しく咲き誇る花々で季節を感じてきました。鮮やかな赤やピンク色の山茶花(サザンカ)は、冬の足音を感じる花。童謡「たきび」の歌詞にも登場します。この他、スイセンのかぐわしい香りも風物詩。寒さに強く、雪の中でも開花することから「雪中花(せっちゅうか)」の別名もあります。

本格的な冬に向けて、準備を始める時期です。ちなみに、冬(ふゆ)の語源は諸説ありますが、「冷(ひ)ゆ」が転じたもの、または年が暮れていくので「経(ふ)ゆ」、寒さに「震(ふる)う」などが変化したものといわれています。

鶴丸 和子

Hint-Pot

 

 

今日は「亥の子の日」なのですね。

感謝してます。

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