普通のお湯と何が違うのでしょうか?
以下、ネットニュースより抜粋。
「白湯」は、冷えや便秘、デトックスにおすすめの飲み物として有名です。体によさそうだからと、なんとなく飲んでいる方も多いのではないでしょうか。
白湯のメリットとともに、普通のお湯とは何が違うのか、いつ、どのくらい飲めばいいのかなどを、デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師の中田早苗さんに聞きました。
「白湯」とは。知っているようで曖昧かも
白湯とは、水を沸騰させて不純物を取り除き、50~60℃くらいまで冷ました飲み物のことです。
起源といわれるインドの伝統医学「アーユルヴェーダ」では、白湯が体を浄化し、健康を促進する効果があるとされ、不調を治すデトックスドリンクと考えられています。
日本でもお茶や水道水が普及する以前は、清潔な水を飲む手段として重宝されていました。最近では健康ブームやメディアで取り上げられたことにより、白湯への注目が高まっています。
白湯とお湯、何が違うの? 違いは「沸騰」
お湯は水を温めたもののことです。料理や飲み物のベースとして使われるもの以外に、飲用以外のお風呂のお湯なども含まれます。
お湯は必ずしも沸騰させる必要はなく、沸騰させずに40℃以上まで温めたものがお湯と区別されます。
白湯はしっかり沸騰させて、冷ます
一方、白湯は水を100℃までしっかりと沸騰させて不純物をなくし、そのあとに50〜60℃くらいまで冷ましたものです。
白湯を35〜37℃くらいまで冷ませば、湯冷ましにもなります。
水道水の場合、沸騰させなければ少量の塩素やそのほかの成分により、カルキ臭を感じてしまう方もいるでしょう。沸騰させて不純物を取り除くことで、口当たりが変わりまろやかで飲みやすくなります。
白湯を毎日飲むと、どんな効果がある?
便秘解消、利尿作用によるデトックス
白湯は、熱すぎない温度で自然に内臓を温めることで、胃腸の働きを促進させます。水分をとることで便が柔らかくなり、さらに腸のぜん動運動が活発になるため、便秘解消に効果的です。
便秘にはストレスも関わっている場合があるため、温かい白湯を飲むことで得られるリラックス効果による改善も期待できます。ほっと一息つきながら、ゆっくりと時間をかけて飲みましょう。
また、水分を摂取するので尿量が増え、血液中の老廃物も排出されやすくなります。体中の血液やリンパの流れがよくなり、むくみの改善にも繋がります。
冷え性の改善
白湯は体を内側からじんわりと温めてくれるので、冷え性の対策にもおすすめです。体内から温められることで代謝が促され、末端まで血液の巡りがよくなります。
とくに体温が下がっている寝起きには、早めに体温を上げることが大切です。朝の1杯目はミネラルウォーターを電子レンジで温めて、サッと飲めるようにしておくといいでしょう。
冷えからくる肩こりや腰痛にも効果的です。パソコン作業で体を動かす機会があまりない方は、合間に白湯を飲んでみましょう。
ダイエット効果
体温が1度上がると基礎代謝が10~12%アップすると言われています。基礎代謝が上がれば、自然と脂肪燃焼効率もよくなります。運動と組み合わせることで、よりダイエット効果を高めることができるでしょう。
また、食べすぎを防ぐ効果もあります。お腹がすいてお菓子を食べたくなったときに、白湯を1杯飲んでみてください。胃腸を温めることで食欲が少し落ち着きます。
肌を整える効果
肌トラブルの原因のひとつに、胃腸機能の低下が挙げられます。胃腸の機能が低下すると、身体に必要な栄養が十分に吸収されなくなったり、老廃物が溜まったりしてニキビや皮脂の過剰分泌などに繋がりやすくなります。
白湯で温めることで胃腸の機能を回復し、摂取した栄養素もうまく吸収できるようになります。また、腸内環境が改善されて老廃物が排出されやすくなり、新陳代謝がよくなります。これにより、肌細胞のターンオーバーを正常化して肌荒れを改善する効果が期待できるのです。
そして、体が温まると毛細血管が広がり顔色をよくしてくれます。
MELOS -メロス-
スポーツナビ
お白湯を飲んで健康に過ごしたいです。
感謝してます。
りくりとりっぷホームページ:https://rikuritrip.net/