副交感神経を整えるだけで不安がスーッと消える?

自律神経を整えて不安を軽減しようだそうです。

以下、ネットニュースより抜粋。

誰しも悩みや不安は尽きないもの。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)など、33万部突破シリーズの原点となった『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになる!

● 不安になりやすい人の対策

今日は「やたらと不安になりやすい人」への対策について、自律神経の観点からお話ししたいと思います。

これまでにも不安への対策についてさまざまな角度からお話ししてきましたが、今回は「自律神経」に注目し、不安という症状を捉えてみたいと思います。

● 自律神経とは?

自律神経とは、意識しなくても自動的に働いている神経系のことです。体のさまざまな臓器を調整し、血圧や心拍数をコントロールしています。

私たちは普段、「血圧を上げよう」とか「心拍数を速くしよう」などと意識しませんが、それらはすべて自律神経が調整してくれているのです。

自律神経には、大きく分けて次の2種類があります。

交感神経:緊張したり、活動したりするときに優位になる。血圧や心拍数が上がり、呼吸が速くなる。

副交感神経:リラックスしているときに優位になる。血圧や心拍数が下がり、体が落ち着く。

不安になりやすい人は、この交感神経が優位になりやすい傾向があります。

● 交感神経が優位になると不安が増す

不安を感じているときは、多くの場合、交感神経が優位になっています。

これは「危険が迫っているかもしれない」「今すぐ集中しなければならない」といった状況を体が無意識に察知しているからです。

しかし、実際にはそこまで緊張する必要のない場面でも、交感神経が過剰に働くことで、不安を強く感じてしまうことがあります。

● 副交感神経を優位にする行動

交感神経が優位になりすぎることで不安を感じやすくなるなら、その逆に、副交感神経を優位にする行動を取れば、不安を和らげることができるのではないでしょうか。

具体的には、次のような方法があります。

1. 口に物を入れる(飲食によるリラックス)

副交感神経が優位になると、胃腸が活発に動きます。そのため、何かを食べたり、飲んだりすることがリラックスにつながります。

例えば、ミルクを飲んだり、水を一口飲んだりすることで、体がリラックスモードに入りやすくなります。

また、よく噛んで食事をすることも、副交感神経を優位にする効果があるため、不安を感じたときには試してみると良いでしょう。

2. 体の感覚に集中する

体の感覚に意識を向けることで、副交感神経が優位になりやすくなります。

マッサージを受ける:肌への刺激が心地よく、副交感神経が活発になる。

お風呂に入る:お湯の温かさを感じることで、リラックスモードに入る。

おいしいものを味わう:味覚に集中することで、自然と副交感神経が働く。

3. 音楽や香りを活用する

音楽を聴く:リラックスできる音楽(静かなクラシックや自然音など)を聴くことで、副交感神経が優位になる。

アロマを楽しむ:好きな香りを嗅ぐと、その感覚に集中し、副交感神経が優位になりやすい。

4. ストレッチや軽い運動をする

体をゆっくりと伸ばすストレッチや、軽い運動をすると、筋肉がほぐれてリラックスしやすくなります。

このように、自律神経の仕組みを利用して、副交感神経を優位にする習慣を身につけると、不安を和らげることができます。

● 自律神経を整えて不安を軽減しよう

不安を感じやすい人は、交感神経が過剰に働いていることが多いです。

そのため、副交感神経を優位にするような行動を取り入れることで、自然と不安を和らげることができます。

日常の中で少しずつ取り入れてみてください。参考になれば嬉しいです。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。

精神科医 Tomy

ダイヤモンド・オンライン

 

 

不安への対策のひとつとして覚えておきたいです。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:https://rikuritrip.net/

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