経口補水液の割り箸レシピ

毎日暑い日が続いています。

経口補水液の作り方がネットニュースに乗っていました。

以下、ネットニュースより抜粋。

熱中症になると、水分といっしょにNa(ナトリウム)などの電解質が失われて、これらの体内のバランスが崩れることが知られています。そのため、水だけではなく、塩分も一緒に補給することが大切です。

では、残りの糖分は何なのでしょうか。

甘く味付けをしておいしくするため? 飲みやすくするため?

そうではありません。実は、水分の吸収を担っている小腸で、もっとも効率的に水分が吸収されるには、塩分に加えて糖分も一緒に取ったほうが良いことが研究によって分かったからなのです。

水分、塩分、糖分の黄金比

もちろん、適当な配合で水分、塩分、糖分を混ぜ合わせたのではダメです。

黄金比は、水1Lに対し、Na:ブドウ糖=1:1~2の濃度比(モル/L)です。これは、現在、日本で広く普及している市販の経口補水液とも一致するバランス比です。

ふつうの水だと、塩分や糖分は含まれず、スポーツドリンクは糖分が多くて塩分は少なく、両者とも黄金バランスから外れています。

小腸からグングンと水分を吸収してくれる絶妙なバランスをもつ飲み物、それが経口補水液で、熱中症予防の水分補給に適している理由なのです。

経口補水液の割り箸レシピ公開

タカノ薬局湘南秋谷の薬剤師・長谷川聰さん


【コップ1杯およそ200mLの経口補水液の作り方】

食塩は0.6グラム、砂糖は8グラム。食塩を量るために用意するのは割り箸です。2つに割ってください。そして、割った片方の割り箸の太い方を塩にくぐらせましょう。

割り箸の側面に乗った食塩の重さはどのくらいかというと、0.2~0.3グラムくらい。だから、コップ1杯分の経口補水液を作るには、割り箸で食塩を2回すくい取ってください。それで約0.6グラムになります。

砂糖は、角砂糖が1個約3~4グラム、スティックシュガーが1本3~6グラムくらいなので、これを目安にします。

水に食塩と砂糖を加えたら、あとは、底に沈んでいる食塩と砂糖が見えなくなるまで、しっかり溶かしましょう。

作った経口補水液は、雑菌が混ざって傷むおそれがあるので、その日のうちに飲み切ります。

(薬剤師ライター・高垣育)

自力で動けなくなり自分で救急車を呼んだという方がいました。原因は塩分不足だったそうです。幸いすぐに元気になり、その日のうちに帰宅しました。翌日には自力で病院に行き、診てもらった結果、異常はなかったそうです。

塩分はとても大切なのだと話したことを思い出しました。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:http://rikuritrip.net/

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