酸味のある食材にはメリット・デメリットがある?

胃腸と体調に合わせた摂り方だそうです。

以下、ネットニュースより抜粋。

酸味のある食材のメリットとデメリット

体温の低い人は胃酸の分泌が少ない

酢や梅干し、レモンに代表される柑橘系の果物など、酸味のある食材にはヘルシーなイメージがあると思います。また、何となく体調や胃腸の具合が思わしくない、そんなときに酸っぱい物が欲しくなる人もいるのではないでしょうか。

クエン酸をはじめとする酸味成分には、体内の老廃物を排出する効用があり、疲労回復効果も認められています。また、胃酸の分泌を高めて胃の働きを活発にするため、みなさんが感覚的に酸味を欲するのは正しいことといえます。

ただし、胃にとっては必ずしも万能というわけではありません。とくに胃の粘膜が薄くなっている状態で、酸味によって胃酸の分泌が促進されれば、「胃が荒れる」原因をつくってしまうからです。肝心なのは胃粘膜と胃酸の量のバランスがとれていること。この2つがもともと不足気味の人は、必要以上に酸味をとることはおすすめしません。

目安としては「体が冷えている、汗をかきにくい、体温が低い」、こんな傾向がある人は注意してください。これらは水分代謝の悪い人に見られる症状で、体内の水分がスムーズに巡らないことが胃粘膜や胃酸、汗などの分泌物を少なくしています。逆に水分代謝が良好な人は、胃粘膜や胃酸の分泌も盛んなため、酸っぱい物も問題ありません。胃のムカムカを酸味食材ですっきりさせるのもいいでしょう。

ヘルシーな「酸味食材」は万能ではない!?

酸味のある食材とは

レモン・オレンジ・グレープフルーツ・梅干し・酢・パイナップル・キウイフルーツ・ヨーグルトなど

(メリット)

● 消化促進

● 体内の老廃物を排出

● 疲労回復

● 胃酸の分泌を高めて活発にする

● 食欲増進

● 消化酵素を含む唾液の分泌を促し、消化を助ける

(デメリット)

● 胃の粘膜が薄いと胃が荒れてしまう可能性も

● とりすぎると胃酸の分泌が過剰になり、胸やけ、胃痛の原因に

酸っぱい物が向くタイプ

・体温が高い

・食欲旺盛で健康体

・発汗もスムーズ

▽理由

水分代謝が盛んなため、胃の粘膜や胃酸、汗の分泌も活発に行なわれる

酸っぱい物が向かないタイプ

・いつも体が冷えている

・体温が低い

・汗をかきにくい

▽理由

水分代謝がうまく行われないため、胃の粘膜や胃酸の分泌も少なく不足しがち

胃酸が少なすぎる人にもおすすめ

殺菌作用のある胃酸が少ないと、「細菌」が胃で殺菌されず、腸へ届きやすくなって腸内環境が悪化する原因に。適度に酸っぱい物を食べるのがおすすめ。

胃酸が出すぎている人は控えよう

ストレス、暴飲暴食、刺激物のとりすぎは、胃酸の分泌を促します。さらに酸味を取り入れることで胃酸過多になり、胸やけ、胃痛の原因につながります。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 胃と腸の話』著:福原 真一郎

ラブすぽ

 

肝心なのは胃粘膜と胃酸の量のバランスがとれていることが大切なのですね。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:https://rikuritrip.net/

 

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