心と体を癒すことで、今ある苦しみから解放されるそうです。
以下、ネットニュースより抜粋。
疲れを感じたとき、あなたに必要なのは豪華な休暇や特別な誰かではなく「小さな癒し」かもしれない。生きづらさ解消家のだいだい氏が実践してきた100通りの方法から、生きづらさを和らげる“癒しのヒント”を紹介する。※本稿は、だいだい著、樺沢紫苑監修『生きづらさを解消する方法を100通り試してみた。』(総合法令出版)の一部を抜粋・編集したものです。
● 日光不足が体調不良の原因に! 屋外に5分出るだけでも効果あり
「もう、疲れたよ……」と、ポロッと口からこぼれる疲労感。心と体を癒すことで、今ある苦しみから解放されます。疲れ果てた自分を労ってあげれば、あなたは生きる喜びを見つけられるでしょう!
●日光浴
日光浴はわたしにとって、とても大切な解消法です。
わたしは太陽光を浴びないと元気が出ません。冬など、日照時間の少ない時期は病状が悪化し、やる気が出ないことや長時間寝てしまうことがよくあります。そのため、意識的に太陽光を浴びて元気をチャージするよう心がけています。
意外と日光不足で体調を崩す人って多いのではないでしょうか?太陽光を浴びて、気力を回復させましょう。
【やり方】
(1)起床後すぐに、日に当たる:窓の近くなどに移動してください。
(2)外に出る:室内で日に当たり、少し気持ちがスッキリしたら、外に出ましょう。空気を吸いながら、5分ほど日光浴をします。
(3)日常の中でも、できるだけ太陽光を浴びるようにする
【発展・応用】
朝、太陽を浴びながら散歩をする「朝散歩」もおすすめです。15〜20分ほど(最初は5分からでOK)、やや早足で姿勢よく歩きます。終わった後、「爽やか」「気持ち良い」と感じられるといいでしょう。帰宅後すぐに布団へ戻らず、朝食を取ると1日のリズムが整います。
慣れてきたら、散歩コースを変えるのもおすすめです。朝散歩については『ブレインメンタル強化大全』(樺沢紫苑/サンクチュアリ出版)に詳しく書かれています。
【効能】
(1)脳内物質のセロトニンが増える
脳内物質である「セロトニン」は、太陽の光を浴びることで活性化します。セロトニンは、感情の安定化、気分や感情を整える、ストレスに対する緩和作用などに効果があります。つまり、セロトニンが分泌されれば、「生きづらさ」を感じにくくなるのです。
ただし、散歩をする場合は30分以内にとどめましょう。長すぎると、セロトニンが減少してしまいます。
(2)暗い気持ちが緩和される
日光に当たることで日の「暖かさ」を感じましょう。暗い気分やテンションが下がっている状態は日に当たることで緩和されます。
【アドバイス】
冬は特に太陽光が少ない時期なので、意識して太陽を浴びることをおすすめします。くもりの日や雨の日でも、外に出るだけでも日光浴の効果はあります。ぜひ、日光を浴びる生活をしましょう。
● 笑うことでストレス軽減 無理にでも笑顔を作ろう!
●笑う
つらい目に遭ったときや落ち込んでいるとき、あなたはどんな表情をしていますか?わたしはまず、表情が消えることが多いです。顔から精気がなくなる、いわゆる「無表情」というやつです。
しかし、そういうときこそ無理にでも口角を上げて笑顔を作るように努めています。心の中では「笑えない」と思っていても、少し気持ちが落ち着き、だんだん心から笑えるようになるでしょう。
笑うことは気分転換にもなりますし、ストレスからくる圧迫感が減っていきます。まずは無理やりでも笑顔になることが大切です。
【やり方】
(1)作り笑いをする
顔から表情が消えるような出来事があったとき、「笑うことを忘れた」ようになるかもしれません。そんなときは口角を上げて、無理やり笑顔を作っていきましょう。
(2)コメディ映画やお笑い番組を見る
自分の好きなお笑い芸人が出ている番組や動画、笑って泣けるコメディ映画などを見るのもいいでしょう。
(3)面白いことを考える
ちょっと馬鹿馬鹿しいことを考えてみるのもありです。
(4)自分のことを笑い話にしてみる
自分の失敗やちょっとしたミスを、誰かに「笑い話」として話してみましょう。笑ってもらえたら、自分のモヤモヤも晴れていきます。
【発展・応用】
もし、今がつらく、最悪で絶望的な状況だと思っていても、時間が経って「今」を振り返ると「笑い話」になることもあります。「このつらさは未来の笑いのタネ」と思えば、乗り越えやすくなるでしょう。
【効能】
(1)ストレスの軽減
笑うことはストレス発散になります。何かつらいことがあってストレスがかかったとき、人は表情が固まりがち。そんなときに無理にでも笑うと、そのストレスが軽くなります。つらい出来事は笑い飛ばしましょう。
笑うことで、セロトニン、オキシトシン、ドーパミンという3つの幸福物質がすべて分泌するそうです。
(2)気分の改善
何か落ち込むことがあり、気分が悪くなったときこそ笑いましょう。暗い顔をしていたら、気分もどんどん暗くなっていきます。気分を改善するだけでも、心が癒やされるでしょう。わたしの場合、落ち込んでいる今の自分を鼻で笑って「こんな出来事は後々笑い話にしてみせる」と考えて、それ以上落ち込まないようにしています。
【アドバイス】
笑えることが少ないと、笑えなくなっていきます。笑うことに慣れていない人は、「オーバーリアクション」から始めてみましょう。笑い声や身振り手振りなどを大きくし、過剰に大笑いすると笑いやすくなります。
だいだい/樺沢紫苑