夏に食べたいものは、スイカとメロンととうもろこしとあと何だったかな?
美味しいとうもろこしが食べたいです。
以下、ネットニュースより。
さまざまな趣味と娯楽の奥深い世界をご紹介するTOKYO FMの番組「ピートのふしぎなガレージ」。8月11日(土)放送のテーマは「トウモロコシ」。夏になると、焦げた醤油が香ばしい夏祭りのトウモロコシを思い出す方も多いのではないでしょうか? 今回は、子どもたちにも人気の夏の定番野菜「トウモロコシ」について、TOKYO FMの番組の中で、詳しい方に教えていただきました。
◆「おいしいトウモロコシの見分け方」
東京農業大学農学部農学科 野菜園芸学研究室 准教授 高畑健さん
── トウモロコシってどんな植物なんですか?
トウモロコシはイネ科に分類される植物です。お米やサトウキビ、タケノコの仲間ですね。そのトウモロコシは大きく2つに分けられます。ひとつはスイートコーンと呼ばれる、野菜として食べられるトウモロコシ。もうひとつが完熟させて粉にするフリントコーン。粉にしたトウモロコシはメキシコのトルティーヤを作ったり、動物の餌にしたりします。
トウモロコシの旬は5月下旬から7月くらいと言われています。種を蒔いてから収穫までは、スイートコーンであれば3ヵ月くらい。大きいものであれば高さ3mくらいまで成長します。それで防風ネットとして畑を囲うように植えられることもあります。
── 普通、植物って、おしべとめしべがあって実りますよね?
トウモロコシの場合は、てっぺんにススキの穂のような形の雄花があります。それに対して葉っぱと茎の間にできるモジャモジャのヒゲが雌花です。そして雄花の花粉を雌花が受け取って、トウモロコシの種が膨らんできます。だから、ヒゲ1本ずつがトウモロコシの粒1つずつに繋がっているんです。ヒゲの数=粒の数という計算ですね。
ふだん、私たちが食べているトウモロコシの粒はトウモロコシの種にあたります。トウモロコシは収穫したてがおいしいと言われるのは、収穫した後もトウモロコシが呼吸をしているからです。その呼吸に使うエネルギーを種から使ってしまうので、収穫後に時間が経つと甘みが弱くなったりします。
── トウモロコシの呼吸を止めるには、どうしたらいいんですか?
加熱することで止まります。トウモロコシの呼吸とは酵素の働きです。そして、酵素はタンパク質なので、熱で止めることができるんです。酵素が死ねば糖分やアミノ酸が消費されることはなくなるので、そのときの甘味が残ります。だから、トウモロコシは「獲ったらすぐに茹でましょう」と言われるんです。
さらに、トウモロコシがなっているときはヒゲが上を向いて立っているので、収穫後もその状態で保存したほうが糖分の損失は少なくなります。すぐに茹でるのが理想ですが、そうもいかないときは涼しい場所に立てて保存しましょう。お店で選ぶときもそうやって保存されているものがおすすめです。ヒゲが多くて、手に持ったときにずっしりと重くて、ヒゲに近い部分を握ったときにボリュームを感じる、先端まで中身が詰まったものを選んでください。
(TOKYO FM「ピートのふしぎなガレージ」2018年8月11日(土)放送より)
甘いとうもろこしは茹でて軽くお塩をふっただけで、とても美味しく食べられました。
小さい頃は夏には毎日のように、とうもろこしを食べていたような気がします。
感謝してます。
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