脳のケア

脳パフォーマンスが落ちるのは“歳のせい”だけではないという事実があるそうです。(寒竹 泉美(サイエンス・ライター)著のネットニュースより抜粋)

すでに世界のビジネスエリートたちは、肉体をメンテナンスするように脳のケアを始めています。日本でも昨年、認知症を予防するための脳トレーニングジム「ブレインフィットネス®」の誕生が話題に。5月にはこの脳トレーニングジムのプロデューサー髙山雅行氏と脳科学者の杉浦理砂氏の共著『ブレインフィットネスバイブル 脳が冴え続ける最強メソッド』も刊行されます。

どうやったら加齢に負けず、冴えた脳を維持していけるのか? 書籍の内容の一端をご紹介するコラムシリーズです。

たとえば、脳が疲労する原因の1つに、良質で十分な睡眠がとれていないことが挙げられます。
書籍『ブレインフィットネスバイブル 脳が冴え続ける最強メソッド』には、米国ペンシルバニア大学で行われた興味深い実験結果が紹介されています。

4時間睡眠を2週間続けたグループは、3日間徹夜を続けたグループと同じくらい認知機能が低下するという結果です。

認知機能とは「記憶する」「考える」「判断する」「コミュニケーションをとる」「情報を処理する」など脳の高次の機能を指す言葉で、どれもビジネスパーソンに欠かせない力といえるでしょう。つまり、毎日4時間睡眠が当たり前という人は、常に3日間徹夜のときと同じくらいしかパフォーマンスを発揮できていない可能性があるのです。
さらに、6時間睡眠を2週間続けたグループの認知機能のレベルは、徹夜グループの1日目の結果より下だったのです。ちなみに、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、睡眠時間が6時間未満の人の割合は、平成27年には全体の約40%に上っています。

もちろん必要な睡眠時間は人によって違うので、すべての人がこの実験結果にあてはまるわけではありません。でも、脳の健康を取り戻す取り組みを始め、自分にどんな変化が起こるか体感してみることに大きな価値があることは間違いありません。

認知症予防が多くの人の興味をひく時代になりました。

年齢を問わずにできることから、何かできればいいなと思います。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:http://rikuritrip.net/

 

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