「スリッパ」はどこで生まれたか

スリッパは家で履きますが、日本生まれだったのですね。

以下、ネットニュースより抜粋。

■ 家で履く「スリッパ」は日本生まれだった

スリッパは、日本人にとって身近な履物である。少なくとも、トイレ用のスリッパぐらいはどの家にもあるだろう。おもに板の間で履き、畳の部屋に入る時に脱ぐスリッパは、日本人の生活の洋風化の証拠。しかし、じつはこれ、日本で生まれた履物なのだ。

時は明治初期、考案したのは徳野利三郎という仕立屋だった。鎖国(さこく)が終わり、多くの西洋人が日本にやって来たが、彼らは屋内で靴を脱ぐ習慣がなく、そのまま畳に上がってしまった。宿舎となっていた旅館や寺が困り果てて徳野に相談したとも、西洋人自らがオーダーしたとも伝わるが、徳野は工夫を重ね、現在のスリッパに近いものを作り上げた。

甲はビロードやラシャ、台は古い畳表を2、3枚重ねて和紙で補強し、外底には帆布(はんぷ)を用いた、履きやすく丈夫なスリッパだった。西洋人はこれを靴の上から履いて、日本の部屋を汚さないようにした。やがてこれが、日本の家庭や公共の場で使われるようになった。

語源となった「スリッパー(slipper)」は、足をするりと滑らせて履くことのできる、留め金や紐(ひも)のない履物のこと。日本のスリッパに近い室内履きから、ミュールやかかとの高いパンプスまで、ひっくるめてスリッパーと呼ばれるそうだ。

レタスクラブニュース

スリッパは幅広い意味なのですね。伝える時には気をつけないとです。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:http://rikuritrip.net/

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