「読書」がもたらす6つのメリット

 毎日数分でOKだとか?

 以下、ネットニュースより抜粋。

読書は、ストレスが減少したり、他人の感情を読み解くスキルが身に付くなど、そのメリットを知れば知るほど、あなたも衝撃を受けるはず! 今回は毎日数分の読書がもたらす6つのうれしい効果をご紹介。

1.読書は脳を活性化させる

ダ・ヴィンチ・コード』を読むと、まるで自分がローマ通りを走るロバート・ラングドンになった気分になり、『ジュリー&ジュリア』を読べば、料理研究家のジュリア・チャイルドが作るビーフ・ブルギニョンの香りに突然包まれる。実はこれ、あなたの頭の中だけで繰り広げられていることではない。

読書は、まるで自分が体験しているかのように、脳の神経領域を刺激する。例えば、スペインの研究者は、「シナモン」という言葉を読むことで、嗅覚に関わる脳の領域を活性化させることを発見した。

2.小説は、他人への理解力を深める

「遺伝学に関する本を読めば、遺伝子について学べます。フィクションは、他人とあなた自身を、つまり、人について学べるのです」と話すのは、著書『Such Stuff as Dreams: The Psychology of Fiction』を執筆した小説家であり、トロント大学の認知心理学の名誉教授、キース・オートレイ博士。なぜなら、読書は他人の思考や感情にどっぷりと浸れるユニークな機会を与えてくれるから。これにより、共感能力やソーシャル・スキルが向上すると科学で証明されている。

共感力を磨くには、「単にストーリー重視のものではなく、恋愛小説や推理小説のような文学作品がおすすめです」と、オートレイ博士。

3.本は幸福感を増幅する

幸せの秘訣はお金ではない。であれば何? 人生経験はモノよりも人を幸せにすると過去の研究で示されている。また、消費者心理学専門誌『Journal of Consumer Psychology』に掲載された最近の研究によると、本のように、人生経験を創造したり向上するために作られた経験型の商品(スポーツ用品やビデオゲーム、楽器も含まれる)は、幸せを増幅させることが証明されている。

さらに読書は、充足感を満たしてくれる。北テキサス大学が行った研究によると、読書をして新しいことを学び続けている高齢者は、自分たちの人生により満足していることがわかった。

4.読書はストレスを減らす

読書に没頭することは、究極のリラクゼーションである。英サセックス大学の研究者たちは、音楽を聴いたり散歩をしたり、お茶を飲むよりも、読書が最大のストレス解消法であると発表し、ストレスを最大68%も軽減することを明らかにした。これは、あなたの健康と幸福にとって朗報である。ストレスは活力を消耗させ、性欲が減退し、あらゆる病気の原因にもなる。心拍数を遅らせて筋肉の緊張を和らげるには、たった6分の読書で十分効果的だ。

5.本は脳内の灰白質を増加させる

良質な本に没頭することは、記憶力の維持に役立つ。神経学専門誌『Neurology』に掲載された米ラッシュ大学医療センターの研究によると、読書のように、精神を刺激するアクティビティを一生を通じて継続していると、認知機能低下速度を32%も遅らせられることがわかった。別の研究では、脳を鍛えられる趣味(読書やチェス、パズルなど)に従事した人は、アルツハイマー病の発症率が2.5倍も低いことが判明している。

6.本を開けば心もオープンになる

ハリーポッターの世界に飛び込むと、偏見がなくなるとか。応用社会心理学専門誌『Journal of Applied Social Psychology 』に掲載された研究によると、ハリーポッターの特に偏見を扱う一節を読むことで、LGBTや移民に対する姿勢が改善した。別の研究によれば、反ステレオタイプのイスラム教徒のアメリカ人女性の物語を読んだ参加者は、人種に基づいて大まかな憶測を立てる傾向が低かった。

「読書の最大のメリットの一つは、文化の違う社会や自分の知らない世界で生きる人たちを知れるようになることです」と、オートレイ博士。

※この記事は、アメリカ版『Prevention』から翻訳されました。

ウィメンズヘルス

 

図書館で本を借りて読むことが多いのですが、新型コロナウイルスの影響で行かなくなりました。

家にある本を読み返してみようと思います。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:http://rikuritrip.net/

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