「梅干しの日」もあるのですね。
以下、ネットニュースより抜粋。
7月30日は「梅干しの日」です。
これは、梅干しは健康に良く「食べると難が去る」と言われていたことから、「難(7)が去る(30)」という語呂合わせで制定されたものです。
ちなみに、6月6日は「梅の日」であり、こちらは1545年に京都の賀茂神社の葵祭で梅が奉納されて降雨が祈られたことに由来しています。
梅干しとは塩漬けしたウメの実を天日干ししたもので、「日の丸弁当」で日の丸の役割を果たすのにも一役買う特徴的な赤色はシソによって付けられていることが多いです。
現在ではご飯のお供として食卓に並ぶ梅干しですが、もともと日本では薬用として用いられていました。
普段食用として作られるようになったのは鎌倉時代のことです。また、梅干しが赤く染められるようになったのは江戸時代のことで、比較的最近のことなんだそうです。
現在では梅干しの利用は普段の食事だけではなくお菓子やジュースなどの嗜好品にまで及んでいます。
さて、語呂合わせにもなっている通り、梅干しには体に良いとされる多くの栄養素が含まれています。
梅干しの特徴である酸味はその実に豊富に含まれたクエン酸によるものです。梅干しの効用としてよく言われているものに疲労回復や食欲の増進などがありますが、これらにも少なからずクエン酸が寄与しています。
また、クエン酸以外にも鉄分やカリウム、ビタミンE・B1、B2などが多く含まれています。
多くの人に健康に良いと考えられている梅干しですが、食す際には注意しなければならない点もあります。漬物の宿命ではありますが梅干しには多くの塩分が含まれています。
日本標準成分表によると梅干し100gあたりのナトリウム含有量は8700mgで、その値は福神漬けの4倍以上もあります。
食べ過ぎには十分注意の上で、普段食べない人もこの機会に梅干しに挑戦してみてはいかがでしょうか。その酸っぱさに病みつきになるかもしれません。
ブルーバックス編集部(科学シリーズ)
昔は、家でも梅干しを作っていました。
よくお弁当に入っていて食べていました。
食べたくなります。
感謝してます。
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