スポーツドリンクと経口補水液 

がぶ飲み“NG”だそうです。

以下、ネットニュースより抜粋。

■いいことずくめ? “適量”に注意必要

熱中症を防ぐための飲み物として、水やお茶のほかにスポーツドリンクや経口補水液をあげる人は多いと思います。

農林水産省によると、「スポーツドリンク」は砂糖などの糖類とナトリウム、マグネシウムなどのミネラルが含まれる清涼飲料水です。汗をかいて失われた水分と塩分を同時に補給できるだけでなく、糖分もあるので運動や作業をする際に服用することが適しています。

一方、「経口補水液」は水にナトリウムなどのミネラルとブドウ糖を一定の割合で配合した飲料です。体液とほぼ同じ浸透圧のため吸収率が高く、吸収速度も速いため「飲む点滴」とも呼ばれています。

どちらも一見、体にいいことずくめにみえますが、実は注意も必要です。それが“がぶ飲みNG”です。

スポーツドリンクには、500ミリリットルのペットボトル1本に30グラム以上、角砂糖約10個分もの糖分が含まれているものもあります。必要な適量以上にがぶがぶ飲み続けると、糖の過剰摂取による肥満や虫歯につながる危険性があります。“飲むな”ということではなく、必要な状況で適量を飲むことがポイントです。

一方、経口補水液はスポーツドリンクに比べて糖分は少ないものの、塩分が多いです。そのため、一気に大量に飲むとナトリウムの過剰摂取になり、健康を害する恐れもあります。中でも腎臓や心臓などの疾患がある方は注意が必要です。

■「ゆっくりちびちび」が飲み方のポイント

それ以外の人はどのように飲み方を気をつけたらいいのか、救急医学が専門の日本体育大学大学院・横田裕行教授に聞きました。

まずおさえておきたいのは、「経口補水液はあくまでも脱水状態を改善させるもの」だということです。つまり、普段の水分補給の感覚で、体に早く吸収するからといって経口補水液を選ぶのは間違いです。経口補水液のメーカーのラベルの注意書きを見ると「水やお茶とは違います」「脱水症の時にお飲みください」と記載されています。

経口補水液とは、例えば胃腸炎なども含めて、医師から「脱水状態です」と診断された時にすすめられるものです。横田先生によると、炎天下で仕事や運動をして大量に汗をかいた後は脱水状態といえるので、飲むのは適切な対応だということです。

そして、飲み方はゆっくりちびちび飲む。量はのどの渇きがなくなる程度をイメージしてほしいということです。特に子どもなどは体重に対しての目安の量があるので、保護者がラベルの注意書きを確認してください。

デスクワークなど、普段の生活では麦茶や水を少しずつ飲む、これで十分な水分補給になるそうです。

6月の終盤に入り、急に気温が上っています。体が暑さに慣れておらず、変化についていくことができません。自分の体調とともに、これまでは大丈夫だったと思わず、暑いからこその危ない変化に注意することが大切です。

(2023年6月29日午後4時半ごろ放送 news every.「知りたいッ!」より)

日テレNEWS

 

 

気をつけて水分補給したいです。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:https://rikuritrip.net/

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