なぜ「体をほぐす」と自律神経が整うのか?

医師に聞いた自律神経とストレッチの関係性だそうです。

以下、ネットニュースより抜粋。

秋の気温変化が急激で、季節の移り変わりが不安定な近年。だるさが抜けない、寝つきが悪い、いつも首や肩がガチガチ……。なんとなく続く不調は、実は自律神経のバランスが関係している可能性があります。

改善のヒントは、意外と身近なところに。今回は「ストレッチ」に焦点を当て、その関係性を用賀きくち内科 肝臓・内視鏡クリニック院長の菊池真大(きくち まさひろ)先生に監修いただきました。

自律神経とストレッチの関係性とは

ストレッチが体に良いことは知られていますが、それがなぜ自律神経のバランスケアにつながるのでしょうか。その鍵は、「呼吸」と「姿勢」にあります。

私たちの体を24時間体制で調整しているのが自律神経です。活動モードの「交感神経(アクセル)」と、休息モードの「副交感神経(ブレーキ)」が、状況に応じてバランスを取っています。

しかし、ストレスや疲労が蓄積すると、アクセル役の交感神経が優位な状態が続き、心身が十分に休まらないことがあります。ここで重要になるのが「呼吸」です。

息を吸うとき:交感神経が働きやすい傾向がある

息を吐くとき:副交感神経が働きやすい傾向がある

特に、ゆっくりと長く息を吐くことは、リラックスを促す副交感神経の活動を高めるのに寄与します。 これは、首のあたりを通る迷走神経という神経が、深い呼吸によって穏やかに刺激されるためです。

この仕組みは臨床現場でも、不安障害や不眠に対する非薬物療法の一部として応用されています。

胸郭・横隔膜――ここが硬いと自律神経に影響!

スマホの長時間利用による「スマホ首」やデスクワークでの猫背。こうした姿勢は、首や肩の筋肉を緊張させるだけでなく、呼吸の質にも影響を与える可能性があります。

●胸郭(きょうかく)の動きが硬くなる:猫背などで肋骨の動きが制限される

●横隔膜(おうかくまく)の動きが小さくなる:呼吸の中心となる筋肉、横隔膜が十分に上下できなくなる

結果として呼吸が浅くなり、無意識のうちに交感神経が優位な「緊張モード」に陥りやすくなることがあります。

ストレッチで胸郭や肩甲骨まわりを動かすことは、深い呼吸を取り戻し、自律神経のバランスを整えるための土台作りとして役立ちます。

スポーツ×ライフスタイルWEBマガジン「MELOS -メロス-」

スポーツナビ

 

 

「呼吸」と「姿勢」を気をつけたいと思いました。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:https://rikuritrip.net/

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