ストレスがかかったとき、あえて行うと自律神経が整う〈簡単な動作〉だそうです。
以下、ネットニュースより抜粋。
「朝起きたばかりなのに疲れている」「会社や学校に行くのが憂鬱」といった体調不良に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。自律神経の名医・順天堂大学医学部の小林弘幸教授いわく、「自律神経を整えれば、自然に体調はよくなっていく」そうで——。そこで、小林教授の著書『毎日の体調がよくなる本 – ちょっとしたことだけど効果的な方法50』から一部引用・再編集し、〈おうちでできる、自律神経を整える健康法〉を当連載にてお届けします。今回のテーマは「笑ってみる」です。
◆副交感神経を高める
交感神経と副交感神経のはたらきを優位にしたり抑えたりすることは意識的にできるのです。
そのやり方を覚えて実践し習慣化すれば、自分で自律神経のバランスを整え、体と心が整った状態にできます。
実際、自律神経の調子を落としている方の多くは副交感神経のはたらきが弱くなっています。
これをいかに高めるかがポイントです。
◆笑い1つで変わる
1つの例を挙げましょう。
何かに対して怒りや不安などを覚えると、それがストレスになって、体の中では交感神経のはたらきが高まり、副交感神経のはたらきが弱まります。この状態のとき、簡単な動作を1つするだけで副交感神経のはたらきを上げることができます。
笑うのです。笑いは、免疫力を高める効果があるとわかっています。私も、いろいろな表情をしたときの自律神経の状態を調べたことがあり、作った笑顔でも副交感神経が高まるとわかりました。
ストレスがかかったとき、あえて笑いましょう。すると、自律神経のバランスを回復させることができ、精神的に楽になって冷静にもなれます。集中力や冷静さも発揮されて、ストレスの原因となっている問題も解決できるようになるかもしれません。ストレス解消は、まず自律神経を整えることから始まると、私は考えています。
※本稿は、『毎日の体調がよくなる本 – ちょっとしたことだけど効果的な方法50』(興陽館)の一部を再編集したものです。
小林弘幸
婦人公論.jp
一日一回以上笑顔になることを心がけています。
感謝してます。
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