疲れやだるさを改善する食べ物を紹介だそうです。
以下、ネットニュースより抜粋。
女性に多い「なんとなく不調」。病気ではないものの体調がすぐれず、痛みや不快感を抱えている状態を指します。今回は、取れない疲れを軽減する食べ物や運動について、医師の石原新菜先生が解説します。
大豆食品が疲れた体を元気にする
前回、疲れと眠りの関係や、よい睡眠をとるための工夫について石原新菜先生に伺いましたが、「健康は食事、睡眠、運動の3つの土台の上に成り立っています。疲れを回復するには、食事や運動習慣を見直すことも大切です」と石原先生。
滋養強壮にはうなぎや豚肉がいい、とよくいわれますが、おすすめの食品はほかにもあるといいます。
「もちろん、ビタミンB群を豊富に含むうなぎや豚肉は疲れに効きますよ。でも、胃腸が弱っているときなど、動物性食品を食べたくないこともあると思います。そこでおすすめなのが豆類です」
大豆や黒豆、枝豆といった豆類には、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1が多く含まれ、疲労回復に効果的。特に良質なたんぱく質を含む大豆には、筋肉を修復する働きもあります。納豆、豆腐、味噌といった大豆由来の食品を意識的にとることが、疲れの改善に役立ちます。
また、「大豆イソフラボン」は、体内で女性ホルモンの「エストロゲン」に似た働きをすることがわかっています。大豆や大豆製品を食べることが、疲れを含めた更年期症状の予防・改善にもつながります。
疲労回復を後押しする「ちょい足し食材」
もう一つ、手軽な疲れ対策になるのが、薬味です。
「意外と知られていませんが、しょうがやにんにく、ねぎといった香味野菜には、香りや風味を添えるほかに疲労回復効果もあります」(石原先生)
古くから漢方薬として使われてきたしょうがには、全身の血の巡りをよくして代謝を高めたり、胃腸の働きを促進したりする働きが。にんにくや長ねぎに含まれる「アリシン」という成分は、ビタミンB1と結びつくことで疲労回復効果を発揮します。
「こうした薬味を納豆や冷や奴と一緒に食べることで、より疲れ回復効果が見込めます」(石原先生)
適度な運動で疲れにくく、眠れる体に
「食で体を整えたら、軽い運動もプラスしましょう」と石原先生。
「運動をする目的は体力をつけるためと、よい睡眠を得るため。適度な運動をすれば体が温まり、心地よい疲れももたらされるので、スッと眠りにつきやすくなります」
疲れきってしまうと逆効果のため、運動強度はじんわり汗をかく程度にとどめて。軽い運動を続けていると体力がついてきて、同じことをしても以前より疲れにくくなり、眠りの質も上がっていきます。
「前回お話しした『気虚』体質の人も、食事や運動を見直すことで体質改善できます。同時に『自分は疲れやすいのだ』と自覚して、無理をしすぎず、疲れたらきちんと休息をとることを心がけてください」(石原先生)
こんな疲れには要注意! 病院へ行くべき疲労感とは
一方で、注意すべき疲れ方もあるといいます。
「甲状腺機能低下症では、『何をしても疲れる』という症状が出ます。代謝が下がって体が冷え、何も手につかないほどの疲労感に襲われることも。また、腎臓や肝臓が悪い場合も非常に疲れやすくなりますし、うつ病でも疲れに似た症状が出ることがあります」
セルフケアでは疲れがまったく改善しないか、むしろひどくなる場合や、日常生活に支障が出るほどの疲労感を感じる場合は、医師の診察を受けるようにしてください。
お話を伺った方 石原新菜先生
家庭画報.com
アクティブレスト(「積極的休養」を意味し、疲労時に軽く体を動かすことで血流の改善を図り、疲労物質の排出を促す疲労回復法です)もよいそうです。
感謝してます。
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