観葉植物が人と身体に与える“科学的な3つの効果”?

冬のメンタルヘルスにも活用できる?だそうです。

以下、ネットニュースより抜粋。

冬は日照時間が短くなり、気分が沈みがちな季節ですよね。

実は、そんな時期こそ、室内に観葉植物を置くことが良いかもしれません。

観葉植物が人の心に与えてくれる影響を調べてみると、人の心や身体に様々な影響を与えていることが確認できます。

今回はその効果について、データや論文結果をもとにまとめてご紹介していきます。

① 観葉植物の世話をしたらストレスが軽減

「植物と接することで自律神経のストレス反応が軽減される」と示された研究があります。

本研究は、情報技術の発展が及ぼす現代人へのストレスに対して、そのストレスコントロールが重要な課題と考え、室内の植物との触れ合いがもたらす心理的および生理的な効果を検証するために行われたものです。

研究内容は、パソコン作業と植物の移植作業が及ぼす心理的影響等の比較です。

結果は、植物の移植作業をした人のほうが血圧や心理的ストレスが低かったというものです。

まず、作業開始時は、両作業ともに交感神経の活動(ストレス反応)が上昇。パソコン作業では時間経過とともに引き続きストレス反応が増加。一方、植物の移植作業では、最終的にストレス反応が減少傾向になりました。

つまり、植物との直接的接触により、ストレス反応が抑えられ、リラックス反応が高まったことの有意性が示されました。(SpringerLink)

植物との接触がストレスを和らげてくれるということは、子供の教育から大人のオフィス空間まで、あらゆる場面で好影響が期待できそうですね。

② 居室に植物があると“リラックス空間”の印象が強まる

日本建築学会環境系論文集にある本研究では、「窓があり観葉植物が置かれた室内が、最もリラックスしやすい空間であった」ということが示されています。

研究内容は、”窓の有無”と”植物の配置”を変更した計6種類の室内条件における、心理影響等の比較です。

その結果、「窓があり、小型の植物を机上に配置した部屋」が最もリラックスのしやすさ、創造作業のしやすさが有意に高く評価されました。

また、この研究では、植物がある部屋のほうが視線移動が多く、比例して心理的評価がよい傾向になる相関がみられたのも興味深い点です。(J-STAGE)

”窓”も合わせると効果が高いというのは新しい発見です。これから新居を建てる方や、新しいオフィスを探している方は、ぜひ参考にしてください。

③ 観葉植物は注意力や認知機能にも影響

本研究は、観葉植物が人間の機能に与える影響について、複数の論文やレビューをもとにメタ分析を行ったものです。

この研究結果では、①認知機能が上がり学業成績が高い ②血圧(拡張期)が平均で約2.5 mmHg低下

という2点に関して統計的に有意に有益性があることが確認されました。

これは“植物のある環境”が精神的にも身体的にも、安定をもたらす可能性を示す定量的データです。(PubMed)

まとめ:効果が期待できる活用ポイント

以上、3つの研究から、①ストレス反応 ②認知機能 ③血圧 に関する良い効果が期待できることがお分かりいただけたかと思います。

そして、これらの効果を活用するためには、

・日ごろから観葉植物の水やり・世話をする

・小さい鉢をデスク周りなどの“よく目にする場所”に置く

・さらに、窓があり日光が当たる環境

といった行動、環境を整えることが良いということもわかりましたね。

ビジネスの場面であれば、デスクに置く以外にも、福利厚生などで”植物と直接接触する機会”を設けるのも効果的かもしれません。

今回の記事を通して、”観葉植物は単なるインテリアでは終わらない”という、植物の素晴らしさが伝わればうれしいです。

てっちゃん

 

 

観葉植物と窓があり日光が当たる環境が良いということですかね?

感謝してます。

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