「運がいい人」になるために関わるべき人?

脳科学がつきとめた「運がいい人」になるために関わるべき人の「驚きの特徴」があるそうです。

以下、ネットニュースより抜粋。

「私は運が悪い」とあなたは思っていませんか? でも実は「運がいい」と思っている人も「運が悪い」と思っている人も遭遇している事象は大差が無い場合が多いのです。「運」というものは必ずしも、その人がもともともっていたり生まれつき決まっていたりするものではなく「その人の考え方と行動パターンによって変わる」のです。

「運がいい人」は自分の脳に「運が良くなる」考え方や行動パターンを習慣づけているとも言えるかもしれません。それではどのようにしたら良いのでしょうか? 優秀な脳科学者である中野信子氏の著書『新版 科学がつきとめた 「運のいい人」』から一部抜粋し、科学的見地から、「運のいい」考え方や行動パターンを習慣づける方法を紹介していきます。

運のいい人は積極的に運のいい人とかかわる

「自分は運がいい」と思えるようにするには、いつも運のいい人のそばにいる、というのもひとつの方法です。

人の運のよしあしは、科学的にみれば、もともとその人がもっているというよりも、その人の行動パターンによって決まると考えるべきでしょう。

運のいい人のそばにいると、その行動パターンが似てきて、「運を呼び込む」ことができるのです。

人はとかく、近くにいる人間の影響を受けやすいものです。

江戸時代には、結婚相手を決める際、「結婚しようと思っている娘の母親を見なさい」と言われたそうです。遺伝的に似ているということもあるでしょうが、娘はもっとも長く時間を共にした母親の影響を大きく受けているはずで、考え方やモノの見方、下駄の歯の減り方までが母親と似る。よって、母親を見れば娘が自分の結婚相手としてふさわしいかどうかを見極められる、というのです。

ではどうして、人はいつも近くにいる人間に似てしまうのでしょうか。

これは、脳の中のミラーニューロンという神経細胞が大きく関係しているのではないか、といわれています。

ミラーニューロンとは、イタリアのジャコモ・リツォラッティらのグループが1990年代サルの実験によって発見したものです。

ミラーニューロンは、自分が運動を行ったときに活発化する脳内の神経細胞ですが、ほかの人の運動を見たときにも活発化する、という特徴があります。たとえば自分の手で何かをつかんだときだけでなく、ほかの人がモノをつかむのを見たときにも活発化する。他人の動きを、鏡に映る自分の動きのように感じて活発化するためミラーニューロンと呼ばれています。

ミラーニューロンがとくに注目されているのは、この細胞が他人の行動意図や目的を理解して反応するところ。

たとえばサルに、人がりんごをつかんだところを見せると、人がそのりんごを器に入れたときよりも、りんごを口に運んだときのほうが、サルのミラーニューロンは強い反応を示すのです。

つまり、ミラーニューロンは他人がその行動をとる背景まで読んでいるのです。何のために、どんな意図をもってその行動をしているかまで読み、その目的や意図によって反応の仕方が変わってきます 。

たとえば家族や友人などがイライラしているときの振る舞いを見ると、イライラしていることを事前に知っていなくても「何だかイライラしていそうだな」とわかる場合がありますね。振る舞いによっては「何かよいことがあったのかも」と思うこともあるし、「何かんでいそうだな」と感じることもあります。

このことは、他人の気持ちを理解する共感にもつながります。私たち人間が他人の喜びや悲しみを理解し、共感できるのは、このミラーニューロンが人間の脳にもあって、大きくかかわっているのではないか、とされているのです。

錯覚でもいい

となると、運のいい人と積極的にかかわることのメリットがわかります。

運のいい人とできるだけ一緒にいるようにして、その行動をよく観察するのです。すると、まるで運のいい人と同じ行為をしているかのごとく、自分のミラーニューロンが活発化します。

やがて、観察していた行動や振る舞いは自分のものとなり、自分も同じような行動パターンをとるようになるでしょう。考え方やモノの見方も似てくるはずです。

そうなったらしめたもの。「自分も運がいい」と思えてくるでしょう。

仮に、それは錯覚であってもかまわないのです。「自分は運がいい」と思い込むところが、運をアップさせるためのスタート地点だからです。

中野 信子(脳科学者)

現代ビジネス

 

 

自分は運が良いと思い込みましょう。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:https://rikuritrip.net/

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