「新しい習慣」をラクに身につけるコツ?

行動経済学をどう活かせばよいのかだそうです。

以下、ネットニュースより抜粋。

● ナッジを活用して行動を習慣化する

新年になり、「今年は何か新しいことをはじめよう!」と思う方は多いと思います。

しかし、「三日坊主」という言葉があるとおり、新しい習慣を身につけるのはなかなか難しいものです。

つい、怠けてしまったり、「明日からやればいいや」と思ってしまいがちです。

そこで、そうならないための仕組みとして「ナッジ」をつくりましょう。

ナッジとは「本人にとって望ましい行動を自発的に選択できるように促すこと」を指します。公共政策などでよく使われる概念です。

ナッジには

① 義務、強制ではなく、自身の意思で自由に行動できる

② 本人のためになる

③ 経済的インセンティブは最小限

④ 仕組みは簡単で安価

という特徴があります。

ナッジを設計する際は「BASIC」という枠組みが使えます。

B Behavior →人の行動を調べる

A Analysis →行動経済学的・心理学的に分析する

S Strategy →ナッジの戦略を構築する

I Intervention →ナッジで介入する

C Change →制度変更を起こす

たとえば、「毎朝ランニングをしよう!」と思っても、なかなか継続できない場合を考えてみましょう。

まず、なぜランニングができないのか、行動を調べます(B)。

すると「朝はつい別のことをしてしまう」とわかりました。

次に、心理的な観点から分析してみましょう。「別のことをしてしまう」のは、「ランニングをしなくても何の影響もないので、優先度を下げてしまう」のが理由かもしれません(A)。

そこで、ナッジの戦略を考えてみましょう。

たとえば、ランニングの優先度が上がるように「ランニングをしなかった日は、おやつを食べない」と決めて、他人に宣言する方法が有効かもしれません(S)。

実際に、その約束を他人の前で宣言し、ランニングをするかどうかを検証してみます(I)。

もし効果があるようであれば、その約束と宣言を習慣にしてみましょう(C)。

このように、「継続するための仕組み」を戦略的に考えることで、新しい行動を習慣化できるのです。

(本稿は『勘違いが人を動かす──教養としての行動経済学入門』の発売を記念し、東京大学大学院経済学研究科教授 阿部誠氏へのインタビューをもとに作成しました)

エヴァ・ファン・デン・ブルック/ティム・デン・ハイヤー

ダイヤモンド・オンライン

 

 

NLPのTOTOモデルに似ているなと思いました。

感謝してます。

りくりとりっぷホームページ:https://rikuritrip.net/

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